アメリカ留学滞在記
遂にシアトルを離れる(2005.03.11)

 2年と1カ月を過ごしたアメリカの地シアトルですが,遂に帰国しなければならない日がやってきました。帰国準備に追われ,ここ1カ月は全く記録を残せませんでしたが,また思い出しながら少しずつ書いていこうと思います。この滞在記を目にされた方は,ほんの僅かだと思いますが,長い間のお付き合いを有難うございました。さらば,シアトル!



カラスが氷を割る?(2005.01.04)

 私の職場の近くには,鮭の養殖のための池があるんですが,先日,書いたように遡ってきた鮭は全て人工孵化のために採卵されて,既に水は抜かれてしまっています。残った僅かの水があったのですが,ここ数日の寒さのために完全に凍っています。昼休みを兼ねた散歩でこの池の畔に通りがかった時に,その氷から奇妙な音が響き渡っていたのです。コツコツ・・・何かと思い近づくと,多くのカラスが群がっています。何があるのかと思ってみてみると,カラスがしきりに氷を突いて割っているのです。このときは,氷の下に(場合によっては中に)取り残された小魚などがいて,普段水の中の魚を捕まえるスキルのないカラスでも,簡単に魚を捕まえることが出来るのかな?なんて考えていました。カラスって,なんて小ずる賢いやつなんだ・・と思ってみておりました。
 実際,ネットで調べてみたのですが,それらしい記述は無かったので,本当のところは良く解りません。ただ,ネット上には「カラスが氷の上で遊んでいた」とか「強大なカラスが氷割りされた結構な氷をくわえ、上下に上げたり下げたり・・」とか「 ハシブトカラスが、氷の張った池で平気で水浴びをしていた」とかの表現が見つかりますので,どうやら,カラスは寒いときにも氷を気にせず,むしろ積極的に氷に関わって活動していることだけは確かなようでした。



謹賀新年(2005.01.02)

 新年が明けて,この日記も終わりが近づいてきました。最初は,アメリカでの生活で気付いたことなど,どんどん書き込んで,最後はそれをまとめて,役立つページにするぞ・・なんて意気込んで書き始めた訳ですが,その熱意はどこへやらで,徐々に間隔は開き,しかも私個人の備忘録の様相を呈してきました。まあ,それも当然の訳で,私にとってもアメリカでの生活は最初は新鮮で驚きに満ちあふれたものでありましたが,2年近くも立ちますと生活自体は感動が無くなりますし,生活と言っても,家では普通に日本食を食べて,日本語を話して生活している以上,慣れが出てきてしまいます。朝起きると,ここは日本か・・と錯覚してしまうほどです。そうなればなるほど,英語の上達速度も,徐々に平坦化してきて頭打ち状態になるものです。
 先日,とあるショッピング・モールに買い物に行ったときのことです。駐車場からモールに上がるためにエレベーターの前で待っておりますと,スパニッシュ系のおばさんが走ってきて,とんでもない早口で何事か我々に向かって叫びました。一昔の私と違って,今は多少は英語の聞き取り能力は上がっています。しかし,これが,すごい早口でしかもスパニッシュ訛りの聞き取りにくい英語なのです。例えば,ホテルなんかのことでも,スパニッシュ系の人は「オテール」なんて,普通に言ってくれちゃいます。聞き直しても,ゆっくりと「オ・テ・ー・ル」なんて,言っちゃいます。スペイン語では「h」は発音しないんだそうですね。スペイン語に触れることのない我々には厳しいです。さすがに想像力豊かな私でも最初はとまどいました。ゆっくり会話しても頭の中はフル回転,英語に対してではなく,なんか言葉のパズルにフル回転って感じでした。しかし,1年以上,この異国の地で鍛えられた今は違います。例え,聞き取れない言葉があっても,多少ゆっくり会話すれば確実に意味は分かるはずです。全く,焦る必要はありません。私は,早くて聞き取れなかったところを,確かめようと考えました。余裕と威厳の雰囲気を醸し出しながら・・・
 しかし,私がそこまで考えて,そのおばさんの方を見て口を開けかけたときには,全ては終わっていました。なんと,自分の子供がぺらぺらと,何やらおばさんに説明して会話を楽しんでいるのです。「おいおい,何も解らない子供が大人の話に口をはさむもんじゃねぇよ」と軽くたしなめようとした時には,おばさんは満面の笑顔で,「サンキュー」と言い残して走り去りました。その間,2-3秒・・・早すぎます・・・幾らなんでも・・・。その後,子供はそのおばさんが何を言って,自分は何を答えたかを一字一句間違えずに解説していました。私は思いました。「年寄りの出る幕ないなと・・・」
 追伸:しかし,最近,子供は6才にもなって「いただきます」という言葉自体を忘れてました。日本語が低下した分だけアメリカに馴染んでるのかなぁ・・・



シアトルのクリスマスツリー(2004.12.18)

シアトル最大のクリスマス・ツリーは結構地味です。昨年は,大して気にせず,通りすぎてしまったくらいですからw・・と言うわけで,今年はしっかり見てきました。ボン・メーシー(デパート)の,モニュメントと一緒に写真にも収めました。それにしても,昨年同様,ダウンタウンはすごい人手です。いろいろ,お店を回りましたが,人混みに疲れました。帰ってきてから,1週間早いですが,シャンパンで乾杯です。ウイっ

ちなみに,午前中は我が家の小さなクリスマスツリーの電球が消えてしまったため,買いに行きました。特殊な形であったため,Home Depot まで行かねばなりませんでした。本当は,10wが必要なんですが,20wしか無く,それで手を打ちました。クリスマス・ツリーは,以前より,豪快に輝くようになりましたが,熱を持つようになったので,火事にならないか心配です。



ローソク(2004.12.17)

クリスマスの時期は家の中でも,普段使わないローソクなど灯してみようかなって気になります。これは林檎の香りのするキャンドルです。しかし,これを見ると,マッキントッシュというのが林檎の種類であることを,いつも再認識させられます。マック・ユーザーとしては・・・



クリスマス・パーティ(2004.12.16)

職場でのクリスマス・パーティです。とはいえ,ポットラック形式だったため,家からちらし寿司を作ってもらって持って参加しました。写真は,プレゼント交換の場面です。クジで引いた番号順でプレゼントを決めて,全員の前で披露します。つまらないものを持っていった方が,パーティが盛り上がります。私は準備する暇が無く,前日,大あわてで購入したギフトカードを持っていきました。それを引き当てたときは盛り上がりに欠けましたが,引き当てた本人だけは嬉しそうでした。ちなみに私が引き当てたのは,ステッカーでした・・・



Uビレッジ(2004.12.15)

夜にユニバーシティ・ビレッジに立ち寄る用事がありました。さすがに,この時期は華やかになります。



今日の一本(2004.12.13)

有名なドイツのビール,レーベンブロイです。ちなみに,冷凍庫で冷やしたジョッキもおそろいの物です。仕事の後の一杯はたまりません。



回転寿司(2004.12.12)

ベルビューに出かけたついでに,最近出来たという回転寿司「スシヤマ」に行ってきました。今日は珍しくすごく良い天気でした。お店はどこへ行ってもクリスマス一色です。



コンピュータをどこで買うか(2004.12.11)

コンピューターの値段は,一昔に比べれば随分安くなってきています。しかし,それでも高額商品の部類にはいるでしょう。私が使っているのは,AppleのPowerbook G4ですが,アメリカで購入しました。しかし,日本で購入するなら,アマゾンで購入したでしょう。なぜなら,値段を見てください。(下のリンク)
Apple PowerBook G4 (1.33GHz, 12.1"TFT,..¥183,800.
これを,アップルストアの値段
Apple PowerBook G4 (1.33GHz, 12.1"TFT,..¥188,790.
と比べて安いだけではないのです。アマゾンでは,時々キャンペーンをやっていて,更に,購入価格の10%程を,アマゾンのポイントでキャッシュバックしてくれるのです。このパワーブックを買えば,15000円以上の本や付属品がただで手に入ります。10%のポイントバックは,他の大手の家電量販店でも存在しません。あちこちのブログなどを見ていますと,パワーブックをどこそこで買ったという話を見かけますが,アマゾンで買っているのは残念ながら少数派です。しかし,手に入る商品が同じであれば,絶対お得です。(キッパリ)
 というわけで,今日の日記は宣伝でごまかしてしまいました^^;
ちなみに,本当にお買い得なのは現在はApple iBook...です。パワーブックと機能は遜色ありません。



今日の一本(2004.12.10)

今日のビールは,ペルー産のCERVEZA CRISTAL(セルヴェッサ クリスタル)です。比較的しっかりとした味わいです^^ウイッ



演劇(2004.12.08)

子供の学校(キンダーガーデン)で,子供たちが演劇を見せてくれる日です。うちの子は,大道具を持って動かす係で,最後まで顔が見えませんでした。足だけ見えましたorz。せっかく,ビデオを持っていったのに・・・と言うわけで,写真は,クラスのお友達です。



モールのクリスマスツリー(2004.12.05)

これは,ベルビューのクロスロード・モールにあった小さなツリーです。日本では今年は青い光が主流だそうですが,こちらでは見かけません。しかし,白いツリーもまた少数派なのではないでしょうか。と言うわけで写真を一枚。



雪だるまの電飾(2004.12.04)

私の机においてあるUSB Snowmanを見ている子供が,光る雪だるまを欲しい・・などと言っていたそうです。そんなことを言っても買うはずはないのですが,Targetで買い物中,7ドルのSnowmanの電飾を見て,ついつい買ってしまいました。窓に飾って外から見えるようにするものらしいです。買ってから気付いたのですが,これだけで60ワットの電気を食います。なんて,不経済なんでしょう。しかも,我々の住んでいる地域で,クリスマスの電飾を飾っている家などありません。(他の地域では,電飾だらけで華やかな空気が流れているのに・・・)目立ちすぎるのはまずいので,こっそり家の中に飾っています。子供が起きている間だけ・・・





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