2003年11月のアメリカ留学滞在記
ロサンゼルス旅行(4日目)(2003.11.30)

今日は帰るだけです。朝起きてロサンゼルス空港へ向かいます。チェックアウトの後,半分寝ぼけながら,地図を見る家内の言うとおりに車を走らせていました。私は方向感覚は良いと言われます。地図が無くても目的地にたどり着くことも多いです。ただ,私の方向感覚は自然からの光の情報の上に成り立っているので,太陽が出ている日中は迷いにくく,曇った夜などは迷うことが多いです。(当たり前か・・)で,走っている中に徐々に太陽が昇ってきたのですが,それでどうも走っている方角が東であることに気付きました。空港は西にあるので変です。どうやら高速道路を空港とは反対向きに走っていたようです。このまま走り続けると,南に向かうことになり,サンディエゴ,更にメキシコではありませんか。高速道路を一旦降りて引き返し,30分強遅れながらロサンゼルス空港の近くまでやってきました。まだ安心できません。レンタカー会社の地図を取っておくのを忘れたのです。まずはレンタカーを返さねばなりません。空港の周りを走り回るのですが,こんな時に限って自分のレンタカー会社が見つからないものです。頭の片隅に残る「Airport〜」とかいう通りの名前をたよりにこれも迷いながらなんとかたどり着きました。シャトルバスで空港に着いたときには予定していた時間よりも1時間弱の遅れです。これでも早めにホテルを出たのが幸いして余裕の時刻です。E-ticketの番号を機械に打ち込んで見たら,なんとオーバーブッキングになっていると表示されているではありませんか。人のいる窓口に並んだものの,長蛇の列・・予約した飛行機に乗ることは無理だろうと諦めながら待っていました。しかし,私の後に並んでいる人の数は増え続ける一方です。航空機会社の人が異常に気付いたようで,一人一人並んでいる人間に質問して並んでいる理由を聞いてまわっています。分かったことは,E-ticketの機械が壊れていただけらしいのです。チェックインが済んでいるので,荷物をあずけて搭乗口で待っていろとの指示をされました。我々の搭乗券には座席番号が書いてありません。これで本当に搭乗できるのかどうか不安でしたが,指示に従い移動しました。搭乗口で,同じことを職員に聞いても,後で呼ぶから待っておけと言われるだけです。不安を抱きつつ待つことになりました。そうこうするうちに,搭乗時間になり,他の乗客が次々と乗り込んでいきます。我々は不安が強くなるばかり,(といっても不安なのは私だけで,家内は搭乗時間になっていることも知らず,空港の本屋で時間を過ごしていたのですが)搭乗が半分ぐらい終わったところでやっと,名前を呼んでもらい座席番号をもらえました。快適な空の旅の後,予定どおりにシアトルに戻りました。シアトルの空は予想と異なり,この日は晴れていましたが,非常に寒かったのがロサンゼルスとの違いです。



ロサンゼルス旅行(3日目)(2003.11.29)

今日はカリフォルニア・アドベンチャーの予定ですが開演が10時からなので最初にディズニーランドの方へ入場です。昨日,乗り損ねていたゴーカートなどを楽しんだ後は,モノレールでディズニー・ダウンタウに戻り,カリフォルニア・アドベンチャーへ入場です。こちらはランドの方と比べると開演直後とはいえ,非常に人が少なく閑散とした様子でした。出迎えてくれたディズニー・キャラクターもミッキーの周りは人がいましたが,マイナーなキャラクター(たとえばオーリー)の周りには誰もおらず,さみしそうに立っていたのが印象的です。オーリーを独り占めにして,写真を撮ったりした後は,子供の喜びそうなソフトなアトラクションを中心にゆっくりと楽しみました。人もそれほど多くなく,くつろぐことができた一日です。明日の朝早くに出発せねばならないので,夕方にはホテルに戻ったのですが,夕食後にどうしても花火が見たいと子供が言い出したので,仕方なく再度入場し,花火を見て戻りました。冬の花火はなかなか見る機会もないので良いものですが,花火の後,雪を降らせる演出など凝っていました。



ロサンゼルス旅行(2日目)(2003.11.28)

今日から2日間は,ディズニーリゾートを楽しむ日です。ここにはディズニーランドとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーという2つの遊園地があります。フロリダのディズニー・ワールドと比べると遊園地の数は少ないですが,2日間遊ぶには充分でしょう。2days hopper ticket(2日間どちらの遊園地にも出入り可能)を購入して,開門と同時にまずディズニーランドに入場しました。このシーズンは営業時間を延長しているようで,ディズニーランドの方は夜中の12時まで営業しているようです。ですが,朝からあちらこちらを回っていると疲れてきます。ディズニー・ダウンタウンのニューオリンズ料理(高い!)のお店で夕食を摂った後は,エレクトリカル・パレードを見るためにカリフォルニア・アドベンチャーへ入場しました。パレードを楽しんだ後は,みんな疲れていたので,花火を見ることを断念してこの日は終了です。



ロサンゼルス旅行(1日目)(2003.11.27)

サンクスギビングの4連休を利用して,カリフォルニア州への旅行を計画しました。チケットはいろいろな格安チケット会社を当たりましたが,連休のためか,深夜の出発など特殊な便を除いては少し高めでした。家族での移動ですから,高いのは我慢して朝9時過ぎにシアトル-タコマ空港を出発する便にしました。飛行機の利用は日本から再入国したとき以来なので約半年ぶりになります。自動車は空港の駐車場が高い(1日20ドル)ので,空港の外の駐車場を今回も利用しました。(この駐車場は前回は6ドルだったのに連休のためなのかどうか分かりませんが1日10ドルに値上がりしていました。)私は今回初めてE-チケットなるものを利用しましたが,席が自分で選べますし,時間もかからないので非常に便利です。11時半にはロサンゼルス国際空港に到着していました。どんより曇った薄暗く寒いシアトルから比べると,ロサンゼルスは空気は乾燥していて暖かくなにより青空が素晴らしく印象的でした。ロサンゼルスは公共交通機関があまり発達していないのでレンタカーは必須です。空港の周りを集会しているレンタカー会社のバスに乗り,Hertzの事務所に移動しました。今回は車で長距離を走る訳ではなかったので,ケチってコンパクトクラスを予約していましたが,レンタカー会社の担当者にはしきりにフルサイズへのアップグレードを薦められました。カムリにするとナビゲーションも無料で付いてくるといっていましたが,こちらが日本人と見ると薦めるように教育されているのでしょうか。我々には必要ないので,結局コンパクトクラスを借りることにしました。車は真赤なシボレーのキャバリエでした。いつも乗っているシボレーのプリズムと比べると大きく走行も安定しているので,大満足です。特に道に迷うことなく,全米最大の日本人街と言われるリトル・トーキョーへ移動しました。サンクスギビングの休日のため半分くらいの店が閉まっていたのが残念ですが,膳市場というお店で,久々の日本食をいただきました。日本酒の品揃えが自慢のお店だそうですが,昼間であったことと,運転しないといけないことから,お酒断念しました。きれいなお店でしたが,そんなに値段も高くなく,良いお店でした。せっかくの日本人街ですが,休日で人が少なく,代わりに人相の悪い人達(いわゆる浮浪者でしょう,多分)があちらこちらで見受けられましたので長居はせず,食後はすぐハリウッドへ移動しました。ハリウッドは観光地らしく,多くの人で賑わっていました。ハリウッド・ハイランドで有名な看板の写真を撮ったり,有名人の手形を見つけたりと楽しめました。また,日本人観光客もここではたくさん見受けられました。緯度の関係でシアトルより昼間が長いので,気付いたときには夕方遅い時間になっていたので,慌ててアナハイムのホテルに移動しました。今回の宿泊は,ディズニーランドの前にあるデイズインです。インターネットから予約したときには1日45ドルとこの地区では格安だったので,ここに決めました。何かあると思ってはいたのですが,やっぱりそうで,まだ作っている最中らしく,フロントや食事のできる建物は完成しておらず,客室のひとつをフロントに当てていました。変更するのも面倒なので結局ここに止まりましたが,インターネットもつながらず,ちょっと不満が残りました。明日が朝早いので,夕食もファストフードになりました。



サンクスギビング(感謝祭)(2003.11.26)

明日からサンクスギビング・デイの連休が始まります。日本では全く耳にすることがなかったお祭りですが,こちらでは大きなイベントのようです。英会話教室で習った情報によると,マサチューセッツ州に住み着いた初期の移民の方々が,先住民(インディアン)に耕作の方法などを習いながら生きのびて,初めて収穫を迎えたときに,先住民の方々を接待し,感謝を表したのが始まりだそうです。七面鳥を料理して,家族や親族でパーティーをするのが通常のようです。料理のテレビでは四六時中,七面鳥の料理の方法を紹介していました。我々は七面鳥を料理するのは止めて,明日からは旅行をすることにしました。いろいろイベントもあるようですので,ちょっと残念です。



新しいコンピューターの注文〜その2(2003.11.25)

昨日の夜に注文したマックですが,今日既にマックコネクションから発送されたと連絡が来ました。在庫があったのでしょうが,迅速な対応に大満足です。品物は東海岸から送られてくるため,通常は3日間で着くようですが,3日後が感謝祭の連休のため,連休明けの月曜日に到着するようです。



新しいコンピューターの注文(2003.11.24)

昨日の事件のため,コンピューターの修理が必要になってしまいました。ですが修理中もコンピューターは必需品ですので,代わりのものをなんとかせねばなりません。我が家では2台のコンピューターが稼働しています。もう一台は1998年から私が使っていたPowerBookG3にアップグレードカードを組み込んだものです。先日のメモリの追加で,現在も実用が十分可能です。ですが,これは家内が日本との連絡に使っており,仕事場に持っていって使うことはできそうもありません。実は,以前から通勤時の負担を考えて,仕事用と家庭用のコンピューターを分けようと考えていたので,もう一台コンピューターを導入する予定でした。ここワシントン州は8.8%もの税金が掛かりますので,隣のオレゴン州に出かけたついでに購入しようと考えておりました。ところが,最近,シアトルの日本人のメーリングリストを通じてもっといい方法があることを教えていただきました。PC Magazineというホームページから検索すると,値段の一覧表が表示され,通販ショップによっては送料と消費税が無料になるというのです。シアトルに来て,通販は何度か利用しましたが,他の州の通販を利用しても,必ずワシントン州の消費税8.8%を取られていたので,通販よりオレゴン州での購入の方が得だと考えていました。問題はこのショップが信用できるかどうかということですが,オレゴン州に出かけるのはもう少し先になりそうなので,思い切って通販で新しいマックの注文を入れてみました。(ちなみに注文したのは最近モデルチェンジしたiBook G4です。)



コンピューターの故障(2003.11.23)

我々研究者の仕事にはコンピューターが欠かせません。インターネットでの新しい文献の検索,新しい試薬の検索や購入,実験データの集計や統計処理,顕微鏡写真の切り抜きなど,コンピューター無しでは仕事になりません。仕事道具ですが,普通の会社のように雇用者が支給してくれるわけではありません。ふんだんに研究費を貰っている方はともかく,私のように大学院生を終えたばかりで,研究費を持たない研究者にとっては,自腹で購入せねばなりません。という訳で,私は仕事に自分のPowerBook G4を使ってきました。このコンピューターは2年半前に購入したものですが,持ち運びができるので,仕事の時には仕事場に持ち込んで仕事ができますし,家ではCDを焼いたり子供のDVDを作成したり,出張先でもメールチェックするなど,便利に使ってきました。今日は日曜日なので家に持ち帰って使っておりました。我が家のアパートはアメリカのものとは思えないほど狭いので,私の書斎はありませんし,机もありません。いつもソファに座り,椅子の上にPowerBookを置いて使っておりました。無線接続は導入していないので,PowerBookにはインターネットに接続するためのイーサーネット・ケーブルを繋いでおりました。コードには気をつけていたのですが,ちょっと物を取ろうと立ち上がったときにそれは起こりました。コードに足を思いっきり引っかけてしまったのです。PowerBookは本来置かれるべき向きとは反対向きに,メキッ!という大きな音とともに地面に叩きつけられたのでした。後悔したときは後の祭りです。恐る恐る拾いあげたところ,液晶画面を支えるチタンのアームが完全に折れており,液晶画面が開かなくなっていました。青くなりながら応急修理を施したところ,液晶画面はグラグラして固定が効かないものの,なんとか表示されることがわかりました。仕事のデータも無事で最悪の事態は免れたのですが,何とも憂鬱な休日となってしまいました。



英会話教室でHearing test(2003.11.19)

 今日は英会話教室で久しぶりのテストです。私は,会話のクラスだけしか取っていないのですが,まわりの学生さんは文法や読み書きのクラスを取っているので,試験の数も多いそうで,準備も大変そうです。(学生ビザといわれるFビザは,規定時間以上の出席と単位の取得が義務になっていて,これに失敗するととビザを失う可能性もあるとのことで,そこそこ勉強しないといけないらしいです。)私が教室に到着したときは休み時間で,皆さん一生懸命勉強しています。Hearingの試験は勉強することはないので,その次の時間にある文法の勉強をしているようです。その内容はといえば,begin,began,begunなど,動詞の不規則変化を必死で勉強しています。私は中学高校時代の勉強を懐かしく思い出してしまいました。それと同時に,不規則変化を知らない学生さんと同じようにHearingをしながら,彼らの方が良く聞こえているのはなぜなのか本当に不思議に思いました。やはり,年を取ると学習能力が衰えるのでしょうか?自分では,まだまだ誰にも負けるつもりはないのですが・・・



英会話教室で失敗?(2003.11.12)

今日は英会話教室で「How to 〜」という題でプレゼンをせねばなりません。私はいろいろ考えたあげく,最近大ボス先生に日本の温泉を紹介したこともあり,「How to use Japanese hot spring(日本の温泉の使い方)」という題にしました。しかし,これがいまいちでした。私が英会話教室を休んでいたときに出されたテーマであったため,良く知らなかったのですが,実際にみんなに体験できるような道具を用意しなければならなかったようで,みんなは教室内でキムチジャンを焼いたり,家で作った自分の国のお菓子を持ってきたりしていました。ちょっと失敗したかもしれません。



航空博物館(2003.11.09)

雨期のため鬱陶しい天気が続きます。週末といえどもなかなか出かける気力が沸いてこないのですが,室内のものであれば関係ないですので,今日は思い切って航空博物館へ出かけました。シアトルはボーイング社があるので,航空産業関連の観光も目玉のひとつです。世界最大の航空機工場は,シアトルの北隣にあるエベレットという街にありますが,入場の身長制限があるため,子供が小さい我々は家族では行けません。その点,今日の航空博物館は身長制限がないので安心です。開館直後に着くつもりで出かけたのですが,着いたときには駐車場には既に多くの車がありました。駐車場の横には,先日商業就航を終了したばかりの超音速旅客機コンコルドが展示してあり,いきなり度肝を抜かれます。飛行機好きの我が子は駐車場から大はしゃぎです。館内は数多くの飛行機,アポロ計画の宇宙船,ライト兄弟など飛行機の歴史などが展示してあり,すべてをじっくり見て回るとかなりの時間を費やしそうです。フライトシュミレーションの機械もあり子供と一緒に乗ってみましたが,フライトの目的が「硫黄島にのこる日本軍の残党を撃滅せよ」というものでした。これは日本人向けではなさそうです・・・その他は,飛行機のコクピットの模型を触れたり,管制塔で飛行機の誘導をするでもがあったり,外では休日ということもあり小型機の編隊飛行をやっていたりと,楽しい時間を過ごすことができました。



コンピューターでの日本語入力(2003.11.08)

 来週,日本へ滞在される大ボス先生ですが,日本にいる間に3回講演されます。スライド作りをお手伝いする約束になっていたので,朝からラボに待機していました。何をお手伝いするのかと不思議に思っていたのですが,大ボス先生はお昼過ぎに来られ聞いてみると,いくつかのスライドに日本語の訳をつけて欲しいとのことです。アメリカのコンピューターで日本語入力は難しいのですが,新しもの好きの大ボス先生ですので,彼のコンピューターには既に最新のプログラムが入っているではありませんか?今時のコンピューターは優れています。ちょっと触れば,日本語に限らず,中国,韓国,スペイン・・大抵の言語の表示・入力ができます。というわけで,私が少し触ると,彼のコンピュータで日本語が表示されるようになりました。それを見た彼は少し焦りだして,これは元に戻せるのか?などと聞いています。もちろん,すぐに戻せるのですが,彼のコンピューターに標準で付いているプログラムでは入力が不便なので(何せ特殊な専門用語を入力しないといけませんので・・)データを私自身のノート・コンピューターに移して作業することにしました。ですが,大ボス先生のスライドに日本語訳をつける作業は結構気を遣います。大ボス先生の発表する分野は多岐に渡っています。私が携わる分野はその内の一部に過ぎません。自分の分野は慣れた言葉ばかりで簡単に翻訳できますが,そうでない分野は汗をかきながらの作業となってしまいました。終わった後,もし日本の研究者たちが「おまえの日本語はおかしい」なんて言い出したらすいませんと先に謝っておいたんですが,「日本の研究者たち,頼むから余計なことは言わないでくれ」と祈るばかりです。

 子供が土曜日の補習校で計算テストに合格したのでこの日の夕食は外食にしました。シアトルの北隣にあるリンウッドという街の韓国レストラン(Miraku)に行きました。久々に焼き肉らしい焼き肉をいただき大満足でした。それに非常にきれいな店でもう一度行きたいという気にさせてくれる良いお店でした。



温泉の使い方?(2003.11.05)

来週から大ボス先生が,講演会の招待され,日本へ滞在されます。世界中を忙しく飛び回っておられる割に不思議ですが,とにかく日本は初めてだそうです。しかも時間を割いて私の母校を訪問されるとのことです。私は政府からこちらに派遣されている関係から,お供して日本を案内して差し上げられないのが非常に残念ですが,せっかくの機会ですから楽しんできていただければと願っております。そんな折,日本から連絡があり大ボス先生を温泉で接待するから宣伝しておくようにとのことです。私はここで頭を悩ませました。温泉は日本にしかないものではなく,アメリカにもスパ(spa)として存在します。私はまだ経験がないのですが,観光案内などでは,みんな水着を着て入っていたような気がします。日本に一度も行ったことがない方が日本の温泉に行かれたら混乱されるに違いありません。日本での接待担当者に聞いてみると,「温泉にはお連れするが,温泉にはつき合わない。自分で好きに過ごしていただく。客室には風呂も付いているし,好きに過ごしていただくのがよいでしょう。」という返事です。(どう温泉を宣伝するんじゃ・・)仕方なく大ボス先生の所へいって,温泉リゾート地へ案内しますが,「洋式の風呂も付いていますし安心してください」というつもりで話をしたのですが,「ぜひとも日本の温泉を体験したい!!」と満面の笑顔です。大ボス先生が日本の温泉に入ろうとして大変なことになっている様子(浴槽を泡だらけにしているとか・・)が頭に浮かんだ私は,一晩で日本の温泉の利用の仕方,マナーをまとめ,あわててお渡ししました。後は祈るのみです。日本の接待担当者にまかせましょう。



日本語放送(2003.11.03)

以前に日曜日には日本語放送を3時間連続で視聴できるということを書きました。また,そのせいかどうかわかりませんが,月曜日には英語の聞き取りが低下する気もします。一方で,仕事や遊びで日曜日の夕方に外出して,この貴重な放送を見逃すとそれはそれで結構ショックです。まあ,ビデオに録画すればいいのですが,大抵,録画のセットを忘れてしまい,見れません。こんなときは以後の勉強にはよいのかもしれませんが,今ひとつ気分が優れません。次の日本語放送のあるまでの一週間はなんか気分が暗いのです。意識しなくても日本語に植えているのかもしれませんね。職場には日本人がいませんし・・・最近,日本人の方と話をする機会が少しはあるのですが,みなさん必ずテレビ・ジャパンという24時間日本語放送の放送局と契約して,日本語の番組を楽しんでおられるようです。我々はケーブルテレビは既に引いているので,月3000円出せば,簡単にこの放送局を見られます。今までは我慢してきましたが,悩みが深くなってきた今日この頃です。



キックボード(2003.11.02)

我々はシアトルに来てから自転車というものを使っていません。坂の多いこの街でわざわざ自転車に乗る必要はないのですが,子供にとってはそうではありません。息子はまだ自転車に乗れないので練習する必要があるからです。そこで,子供用の自転車を買おうと思っていたのですが,ついつい買いそびれて数ヶ月がたってしまいました。子供用の自転車と言っても我々の小さな車にはキャリヤーを別に購入しなければ乗せることもできません。そこで,自転車に似たバランス感覚を養わせるためにキックボードを買ってみました。キックボードも長く乗っているためには自転車のような操作が必要です。(のはずです。)この日は早速グリーンレイク公園で練習です。うまくなるのでしょうか?今後に期待です。



アウトレット・モールへの旅(2003.11.01)

こちらに来てからアウトレット・モールのすばらしさを知り,今は買い物と言えばアウトレット・モールが定番となった我々はあちらこちらのアウトレット・モールで買い物を楽しんでいます。シアトル近郊のアウトレット・モールはほとんど制覇しましたが,まだ行ったことのない最後のモールが,シアトルの北にあるバーリントンという街のモールです。遂にこの日バーリントンを制覇するべく出かけました。シアトルからは,高速道路I-5を使って,1時間30分かかりました。気軽に出かけるにはちょっと遠いという印象です。モールには,コーチのアウトレットなどが目を引きましたが,この日は非常に寒く,我が家族は私を除いて皆,寒がりなので,早々にシアトルに帰ってきました。チューリップ・フェスティバルが行われるスカジット・バレーの近くですので,次回は春にでも来てみましょう。





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