2004年01月のアメリカ留学滞在記 |
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めまい(2004.01.31)
今朝,家内がめまいを訴えました。もともと自律神経系の症状を多く訴えていましたので,自律神経失調によるめまいかもしれません。ストレスが自律神経症状を悪くすることもありますので,関係あるかもしれません。幸い症状はすぐ治まったということですので,このまま,様子をみるようにしようと思います。渡米時,いろいろな薬を持ってきたつもりだったのですが,めまいを起こすことは考えなかったので,手持ちの薬もありません。再発するようなら,病院を再び受診するつもりです。
アメリカでの医療費(2004.01.30)
この年末に家内の病気でER受診をする経験をしましたが,医療費がどの位になるのかビクビクする期間を過ごしておりました。ERを受診した後,通常の外来診察のため,2回病院を受診しておりましたし,病気の性格上,我々が加入している健康保険では補填されないことも解っていましたから尚更のことでした。その請求が本日出そろいました。ER受診分が500ドル(6万円)程度,その後の2回の受診がそれぞれ200ドル(2万円)程度で,合わせると900ドルの出費となりました。全て自腹での支払いですので,安くない額ですが,予想していたよりは安かったので,一息ついているところです。請求の内訳を見てみると,いろいろな検査費が請求されていますが,全て日本で受けるものより高い気がします。我々が受けた治療に相当するものは点滴だけですが,点滴用の薬剤も日本であれば,いくつかのミネラル成分が入っているものを使うことが多いのですが,アメリカでは生理食塩水(血液と同じ濃さのただの塩水)を点滴します。これ1本で100ドル以上など日本の医療事情に詳しい私にとっては???という感じです。アメリカに来て身にしみて感じる日本の保健医療のありがたさという訳です。
家の近くの日本料理レストラン(2004.01.24)
シアトルに来て1年近くなりますが,最近,我が家のすぐそばに日本食のれすとらんがあることを知りました。調べてみると,比較的古くからある有名なレストランのようですが,運悪く今まで知らなかったのでした。早速,この日の夕食のために出かけてみました。座敷も備える比較的大きなレストランで,値段の割にはおいしい刺身を食べさせてもらえたので,満足できました。家から5分くらいでついてしまうので,また来たいお店のリストにしっかり入れておきます。
失敗したときの態度(2004.01.21)
以前,こんな話を聞いたことがあります。出発直前の電車に駆け込み乗車をしようとして,直前でドアが閉まってしまったときの様子についてです。日本人は,多くの乗客に見られていた手前,照れ笑いを浮かべることが多いということです。笑いでごまかそうとしているのでしょうか。それに対してアメリカ人はドアを蹴ったりして感情を露わにして怒るのだそうです。国民性なのでしょうが,これと同じことが,私の周りで怒っています。アメリカ人の大学院生が,コンピューターを使ってデータの解析をしているようなのですが,結構時間がかかる上に,何度やっても突然コンピューターが終了してしまい,うまくいかないようなのです。このアメリカ人はその度に奇声をあげ,コンピューターを蹴らんばかりに,怒っています。こんなことが一日中続いていたので,以前聞いた話を思い出してしまったという訳です。コンピューターの技師さんがその度に呼ばれていましたが,さてどうなるのでしょうか。
お気に入りのモール再発見(2004.01.11)
明日,幼稚園の先生にお菓子屋などを配らねばならないことになっていることを家内から聞きました。元気であれば,自慢のピロシキを作ることになっていたそうですが,十分に体力が回復していないこともあり,買ったお菓子を配ることにしました。日本人の先生もおられますので,我々は日本人好みのお菓子にしようと思い,日本のケーキ屋さんに出かけました。この日記の初期の頃,子供の誕生ケーキのところで紹介したベルビュー市にあるケーキ屋さん「ふじ」に出かけました。ここのクッキーは,アメリカのクッキーと違って,甘さ控えめで我々のお気に入りなので,それを購入しようと言う訳です。
大ボス先生の息子(2004.01.08)
毎週木曜日は朝からミーティングがあります。ここでは,その週の担当者が1時間,話をする機会を与えられます。内部にいるものだけではなく,外部の研究者に御願いして,講演していただくこともあります。今日は外部をお呼びしていたようでしたが,今日の担当者は大ボス先生の息子さんでした。どうやら,情報検索のソフトウエアを開発する会社にお勤めのようで,Fileなどの検索についてのお話でした。内容は専門的ですし,私の使うマッキントッシュでは使えないソフトウエアに関連する話でしたので,ほとんど解らなかったのですが,大ボス先生は上機嫌で聞いておられました。情報検索は我々の分野の研究者にとっても重要ですから呼ばれたのでしょうが,日本だとあまり見られない光景ですので,記憶に残りました。
大雪の後遺症(2004.01.07)
シアトルは雪が降ることはほとんどないですし,降ってもすぐに溶けると聞いていました。しかし,昨日の雪の量が尋常ではなく,今朝になっても家の前の道は真っ白です。雪の対策を一切していない私の車も雪に埋もれたままで,掘り出しても走れそうにありません。そこで,子どもには幼稚園を休むように言って,歩いて仕事に出かけました。一番の幹線道路は何とか雪が少なく走れそうでしたが,少し脇道に入ると,真っ白です。私が歩く歩道は,湿った雪が厚く残り,靴の中は直ぐに濡れてしまいました。苦労しながら仕事場に着きましたが,さすがに病院の駐車場には車がたくさん止まっていました。仕事の性格上,無理をしてでも出勤してくるのか,雪のため帰れなかったのかは分かりませんが・・・
またもや大雪(2004.01.06)
じんましん(2004.01.04)
家内の体調が回復するまでということで,
モーター飛行機(2004.01.03)
元旦(2004.01.01)
遂にアメリカで年を越すことになってしまいました。こちらには除夜の鐘はありませんが,花火を打ち上げて盛大に祝うようです。シアトル市では,シアトルセンターにあるスペースニードルから花火を打ち上げます。夜遅いですので出かけることはせず,家でテレビ中継を見て年を越しました。私は朝からお雑煮の用意です。私の出身地は,白みその雑煮に焼いた丸餅を入れて食べるのですが,白みそを買っていなかったことと,四角餅の方が安かったことから,あわせ味噌を使った不思議なお雑煮になってしまいました。家族の反応は今ひとつでした。 |
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