2004年09月のアメリカ留学滞在記 |
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宇多田ヒカルのCD(2004.09.29)
日本のニュースでは宇多田ヒカルの全米デビューと,そのCDの日本国内での先行発売が芸能ニュースになっています。私はあまり聞かないのですが(聞いてると疲れるのです。1年前,めざましTVで大塚さんが同じ事を言ってしまって,なっちゃんにフォローされていましたが,私はこの発言に共感しながらも,自分もおじさんなんだなあと妙に納得したのを思い出します。),家内が希望するので,こちらで購入しようと考えていました。通販サイトをチェックすると,早くもDeepDiscountCD.comという会社で,ディスカウント販売をしています。ワシントン州は9%以上の消費税がありますから,こういう買い物は州外からの通信販売に限ります。(しかもディスカウントされている!)と言うわけで,注文を入れてみました。結果は商品が到着したら報告しましょう。
アクア・フレッシュ(2004.09.28)
ご存じの通り,歯磨きの名前です。日本でも,絞り出すと白や青や赤などのストライプ状に出てくる有名な歯磨きです。いつの間にか,サンスターとアクアフレッシュの契約が切れたのか,現在はグラクソ・スミスクラインが輸入し,アース製薬が販売しているとか・・こちらでも,どんなスーパーにも置いてありますので,今回このアクアフレッシュを使い始めました。ところが,日本で使っていたアクアフレッシュの方が爽やかさに優れているような気がするのです。アメリカで購入したアクアフレッシュは,粘土というか,絵の具で歯磨きしているような感覚というか,とにかく,どこか違う気がします。機会があれば,日本に持ち帰って比べてみようと考えています。
セーフコ球場の広告(2004.09.27)
日本のニュースを見ていますと,最近のプロ野球は,オリックス・近鉄の合併,1リーグ制,プロ野球史上初のスト,IT企業球団の新規参入(仙台バトル)・・・など野球のプレー内容以外のことで,賑わっています。プレーに関しては,人気球団ジャイアンツが優勝争いから脱落し,中日球団が優勝を決めてしまいそうです。名古屋の方は別として,日本のプロ野球には,もはや興味が集まらないようで,最近は大リーグのイチロー選手の記録に注目が集まっているようです。このイチロー選手が所属するマリナーズの本拠地はセーフコ・フィールドと呼ばれる球場ですが,日本でも眼にする機会が増えているはずです。この球場のバックネット下のフェンスの広告に,カタカナ混じりの漢字(つまり日本語)の広告が増えているのにお気づきのことでしょう。日本の球場でも,最も目立つこの場所に広告を載せるには結構な費用がかかると聞いています。なぜなら,最近の野球中継は投手の後側から打者を撮影する場面が中心になりますから,中継時間のほとんどの時間,この看板も一緒に放送されてしまうからです。日本のニュース画面で見ていたときは,てっきり合成で日本語広告を入れているのだと思っていました。ですが,実際は違いました。こちらで放送されている野球中継でも,バックネット下の看板には日本語広告が時々出るのです。この放送を見ている人間の大半はアメリカ人のはずなのですが,日本語の広告は意味があるのでしょうか?
火を噴く三菱(2004.09.24)
日本のニュースを見ていますと,数ヶ月前から三菱自動車のリコール隠しに始まり,日本各地で三菱自動車が突然炎上するトラブルが報道されています。おかげで三菱自動車は,ユーザーの信用をなくし,売り上げが激減しているとか・・・アメリカでは,幸か不幸か三菱自動車の件はそれほど大きく取り上げられていなくて(てゆうか,こちらのニュースでは三菱の話はまだ見つけていない)問題にはなっていないようです。このニュースから私の持ち物でも火を噴いたものがあったのを思い出しました。1年ぐらい前になりますが,こちらに来てもしばらく使っていたMOドライブです。本体ではなく,ACアダプター部分から煙が出て使えなくなってしまいました。このMOの製造は三菱化学となっていました。やっぱり三菱・・・
マウスの紛失(2004.09.23)
昨日の朝,仕事場に来てみると,私の机の上からマウスが紛失しています。前日までは使っていましたから夜の間に誰かが持っていったようです。夜は仕事場は施錠されますので,外部からきた泥棒がもっていったとは考えにくいです。もし,そうなら,もっと高価なコンピューターがたくさんある部屋ですので,いろんなものが無くなりそうです。とはいえ,3年前から使っているものだったので,古いものですが,ロジテック製のホイール式の光学マウスで手に馴染んでいて,無いとちょっと困ります。それとなく,いろんな部屋を覗いてみましたが,見つけることが出来ませんでした。そこで,今日,仕事場の秘書さんに相談したら,たちまち記録からマウスが無くなった夜遅くに働いていた人間を見つけて,取り戻してくれました。もっていった人間は,自分のマウスが壊れたので,自分のコンピュータにあうマウスがこれしかなかったので,たまたま借りた・・・と言っていますが(この仕事場はほぼすべてがマッキントッシュなので,ウインドウズ用の2ボタンマウスは確かに無い),「借りるのだったら,メモぐらい残しておけよ」と言いたくなります。(言えなかったけど・・・)
ウェブサイトのトラブル(2004.09.20)
ホームページを公開して長くなります。初期の頃は,作成したHTMLファイルをサーバーに置くだけでしたから,仮にサーバーが壊れたとしても,元のファイルを再度公開すれば,すぐに復旧可能でした。しかし,最近では(どのホームページでもそうでしょうが)掲示板,ブログなど,CGIプログラムから書き出すデータが増加しています。つまり,自分でアップロードしなくても,ホームページの来訪者のおかげで,どんどんコンテンツが充実していく仕組みになっている訳です。逆に言えば,自分の知らない間にホームページの内容が変わっているということになります。まあ,管理人がさぼっていても良いという便利な仕組みですが,場合によってはホームページの内容を管理人が知らないということになります。こういった,種類のホームページ・データは,常にバックアップを取っておかなければ,サーバー会社が消滅したり(以前,TK Cityという会社で経験),突然有料化されてアクセスできなくなったり(Virtual Avenueという会社で経験),トラブルを起こすと最新のホームページの状態を復元するのは不可能と言うことになります。しかし,定期的にバックアップを取るなんて,なかなか面倒でできません。ということで,放置していたら昨日そのトラブルが発生してしまいました。どうやらサーバー会社の,データを格納していたハードディスクが一杯になったらしく,一時的にファイルの書き込みが出来なくなったのです。元々ある掲示板のデータ上に,新たな書き込みをしようとすると,失敗してファイル内容が0になってしまうのです。幸い,障害は短時間で復旧されたらしく,しばらくすると書き込み可能になったのですが,障害中に書き込まれたファイル内容はすべて失われる結果となってしまいました。がっかりです。前回,バックアップは6月に取っていたので(えらい前です)それと置き換えることになりますが,2ヶ月分は大きな情報の損失です。とりあえあず,perlで書いたバックアップ・スクリプトをサイト上において,常に書き換えられているファイルは,定期的にサーバー上にバックアップを取るようにしましたが,サーバー自体が消失したら対応できない点で不十分です。自動的にバックアップを取ってくれるソフトウエアを探したのですが,マックで使える手頃のものは無いようです。だれかフリーウエアで作ってくれないものでしょうか。
DVDの作成4(2004.09.18)
さて,いよいよiDVDからの書き出し作業です。iDVDからの書き出しは,スーパードライブを搭載した機種だけが可能な機能です。しかし,世界には裏技を見つける方がおられるもので,「HPfurz.sit.hqx」というファイル(webで検索すれば見つかる)を解凍して出来るHurzとPfurzというファイルをホームディレクトリに置き,controlキーを押しながら,iDVD4の作成ボタンを押せば,外付けDVD-Rドライブが選択可能な画面が出現して,それを選べば書き出しが可能というものです。私は,ここでは直接DVDに書き込まずに,イメージファイルとして書き出すことにしています。イメージファイルさえ残しておけば,DVDを紛失しても同等のDVDが,すぐに作成可能だからです。それと,iDVDはイメージを作成してからディスクに書き込むという2つの作業を続けて行いますが,中断不可能な時間のかかる作業となります。これを2つに分けて行うことで,中断不可能な時間を減らすことが出来ます。イメージファイルを作成できれば,これまで保存していた,途中のファイル(DVから取り込んだiMovie上のファイルや,iMovieから書き出したファイルなど)はすべて消去しています。イメージファイルを,外付けDVD-Rに付属していたB's Recorder GOLD Xで,DVDに複製すれば完成です。ちなみに,B's...の初期バージョンは,なぜか一般のDVDプレーヤーでは見られないDVDが出来てしまうので,必ず無償バージョンアップを行わなければなりません。
DVDの作成3(2004.09.17)
ムービーが数本貯まったら,iDVDでの作業を行います。iDVDを立ち上げ,60種類も付属しているテーマの中から適当に格好良さそうなものを選択します。後は作成したムービーファイルをそのテーマの画面に中に,ドラッグします。タイトルがファイル名になってしまうので,適当な題名に書き換えます。DVDの容量と,自分が登録した全容量が表示されますので,DVDが無駄にならないよう,出来る限り多くのファイルを登録します。実はムービーファイルが登録された直後から,iDVDは勝手にエンコードの作業(今まで一番時間がかかっていた圧縮の作業)をやり始めます。確かに,多少マックの動作が遅くなり,常にCPUがフル稼動なので本体が熱くなりますが,ユーザーに無駄な時間を使わせないところが,実に効率が良くて,賢い方法です。すべてのファイルを登録して,DVDのデザインが完成したら,(ここまでの作業をオーサリングと呼ぶらしいですが)プレビューでチェックします。後は,iDVDを立ち上げたまま,他の作業をして,すべてのエンコードが終わるのを待つだけです。一旦保存しておいて,後日iDVDを立ち上げれば途中から圧縮作業をしてくれるので,時間が無くても何回かパソコンを使用すれば,圧縮作業が終わっていることになります。この中断可能のいう点はかなり気に入っています。以前,DVD directorというソフトを使っていましたが,中断が出来ないので,朝になっても終わっていなければ,翌日最初からやり直しになってしまい苦労した経験があります。中断可能であれば,非力なマシンでも,分割して圧縮作業が可能です。私は作業中に,パワーブックが熱くなることを嫌いますので,寝る前にiDVDを立ち上げて,朝になったらすべてのファイルが圧縮されている..というやり方も好んで使います。(本当は,もっと高速のマシンが開発されて,圧縮の行程が10分ぐらいで終わるのが理想ですが,現状では無理なようです。)エンコード作業が終了すれば,いよいよDVDに保存する作業を行います。ここまでの作業時間は,iDVD上でのムービーの登録と題名などのデザイン変更に20分,圧縮作業は,寝ている間かバックグラウンドでいつの間にか終わっている感じなので不明です(それ相応の時間,多分,数時間)。さすがに圧縮作業に人間が付き合っていたら,時間が無駄になり2度とこの作業をしたくなくなります。私個人は,如何に手間をかけずに圧縮が終了しているかが重要と考えています。
DVDの作成2(2004.09.16)
渡米してから,電圧の違いからMOがすぐ壊れたので,仕事用のファイルのバックアップ保存用に外付けハードディスク(200G)を持っていましたので,ここにDVデータを保存します。接続はすべてファイアーワイヤーで,カメラ-HD-パワーブックの順に数珠繋ぎで接続します。iMovieから,新規ファイルを外付けHD上に作成し(そうすると,取り込んだデータが外付けHDに保存され)iMovieからDVを操作できるので,必要なところ(てゆうか,撮影した映像すべて)を取り込みます。取り込む作業は,当倍速(つまり撮影に要した時間だけ必要)ですので,最初から最後まですべて取り終えたテープが出来る度に,寝る前に取り込をセットして寝ます。朝になるとiMovieのクリップの中に,取り込まれた画像が一覧になって入っています。iMovieの賢い点は,撮影時に撮影ボタンを押してから一旦撮影を終えるまでの部分を,1個のファイルとして,自動的に判断して取り込んでくれるので,あとで場面を見ながらムービーを切り分ける必要が全くない点です。ですから,取り込んだファイルは最初から場面ごとの断片として用意されていますから,編集が行いやすいのです。朝,テープの最後まで取り込まれているのを確認すれば,この日の作業は終了です。(寝ている間に終わっているので,ここまでの作業時間は夜10分+朝10分=20分程度です。ただし,120分のDVテープ,1本で15ギガ程度の容量が必要ですので注意)後日,HDだけをパワーブックに繋いで,編集の作業をします。といっても,同じイベントで撮影したムービーを集めて,タイトルを付け,ムービーの間にトランジッション(画面に切り替わりがスムーズで格好良く見える)を入れるだけですので,数分で終わります。こうして出来たムービーを,後でDVDに書き込むために,形式を代えて保存します。本当はサイズが720*480で,MPEG2形式で....などと設定すれば画質を落とさずにHD容量を節約できるのですが,ここで圧縮などに時間がかかるのは面倒なので,iMovieの共有という項目から,DV形式を選んでHD上に保存しています。(最後には消去するファイルだから作業途中は気にしない^^)こうして,取り込んだムービーに多少の変更がくわえられたムービー・ファイルが複数個HD上に貯まっていきます。(作業時間:数分*作成したムービーの本数)ある程度貯まったら,次の操作に移ります。
DVDの作成(2004.09.15)
子供がいるので,なにかイベントがあると,ついついデジタルビデオ・カメラで撮影する機会が増えます。後で見返すかどうかは別として,最小限の記録を残しておくことは親の努めと考えています。(将来,文句を言われてはたまらない^^;)しかし,ビデオカメラで撮影すると,テープが貯まり気味です。デジタルカメラは,何枚取ってもハードディスクに保存すれば,大した容量にはならないので問題ありません。(以前は,フィルムやプリントが大量に貯まって大変でしたが,べんりなよのなかになったものよのう..)しかしながら,テープ・メディアは,幾らメモに簡単な内容を書き留めたとしても,見るには頭出しも必要ですし,なにより見るための環境を整える(DVカメラをテレビに接続したり)のが億劫になりがちで,使いづらいことは間違いありません。数年前から,簡単にDVカメラのデータをFireWire接続したパソコン経由で,ハードディスクに保存することはできましたが,DVデータはとんでもなく大容量になるので簡単にハードディスクに保存しておくという訳にはいかなかったのです。容量を節約するための圧縮に大変時間がかかり(古いパワーブックG4などでも,一本のムービー・ファイルが一晩で圧縮しきれない),なかなか作業時間の捻出が難しい。更にハードディスクを節約しようと圧縮率を高めると,驚くほど画質も悪くなりました。最近,私のパワーブックの中にiDVDなるソフトウエアが入っていることに気付きました。これは,半年ほど前,新しいバージョンのiPhotoを入手するために購入したものですが,その時に一緒に付いてきたものです。ちなみに,パワーブックを購入すれば,大抵のアップルのソフトウエアが付いてきて,お買い得なのですが,DVD-R(アップルではスーパーディスクと呼ぶらしい)が付属していないPowerBookでは,標準ではiDVDは付属していないのです。別にxxxを購入していたことで,得したわけです。DVDに書き出してしまえば,ある程度の高画質で保存したとしても,ハードディスクの容量の圧迫は避けられます。なんと言っても1枚4.3Gもあります。更に,現在使っている12インチのパワーブックG4は,1.33MHzと以前使っていたものより,はるかに高速になっているので,作業にかかる時間も短縮出来るはずです。DVD作成の環境が整ったわけです。さて,次回は私が行っている,DVD作成の方法と環境について記載します。(自分のためのメモという意味合いが強い。)
パワーブックの変形(2004.09.14)
昨日のパソコンバッグ落下事件の直後は,まともに動くかどうかを一番気にしていたので,気付かなかったのですが,パワーブックの右側面(CDの挿入口)が変形していることに気が付きました。CDの出し入れには問題ないようです。この変形から推察するに,落下時には縦方向に結構大きな衝撃が加わっていたことが予想されます。買ってそれほど時間が経っていないことを考えると悲しいものがありますが,機能的に故障がないだけでも不幸中の幸いと考えるべきでしょうか。
パワーブックの落下事件(2004.09.13)
マリナーズ(2004.09.10)
外部モニター(2004.09.06)
マウント・レーニア(2004.09.05)
液晶の保護フィルム(2004.09.02)
7月に一時的に日本に滞在したときに新宿のビックカメラで,12インチのパワーブック専用の液晶保護フィルムを見つけました。ビックカメラのポイントは有効期限があり,全く使わないでいると失効してしまうので,新宿に立ち寄った際に使おうと物色していた時のことです。残りポイントに見合う値段だったですし,アメリカに戻る時にも荷物にもならないので,あっさりとポイントで買ってしまいました。しかし,店には何種類かのタイプが置いていて迷っていたのですが,「光沢タイプ」というのに決めてしまいました。お店の中でディスプレイされているパワーブックには,この光沢タイプの保護シートが貼ってあり,画面がツルツル,ピカピカになって,目立っていたので,つられてしまったのです。アメリカに着いてから,早速,パワーブックの液晶画面に貼って使っていました。しかし,パワーブックを使った作業で,どうも目が疲れることに気付きました。どうやら,この保護シートの光沢の為らしいのです。冷静になってみてみると,スリープ状態の液晶上に,明るい部屋では,自分の顔が鏡のように映っています。スリープ解除しても,その写り込みは消えず,結果として,部屋を暗くしたり,無理な姿勢で画面をのぞき込むことになっていたようです。と言うわけで,僅か1カ月半という短い間に,保護フィルムは剥がされることになってしまいました。保護フィルムは無い方がはるかに見やすいというのが教訓です。 |
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