2004年09月のアメリカ留学滞在記
宇多田ヒカルのCD(2004.09.29)

日本のニュースでは宇多田ヒカルの全米デビューと,そのCDの日本国内での先行発売が芸能ニュースになっています。私はあまり聞かないのですが(聞いてると疲れるのです。1年前,めざましTVで大塚さんが同じ事を言ってしまって,なっちゃんにフォローされていましたが,私はこの発言に共感しながらも,自分もおじさんなんだなあと妙に納得したのを思い出します。),家内が希望するので,こちらで購入しようと考えていました。通販サイトをチェックすると,早くもDeepDiscountCD.comという会社で,ディスカウント販売をしています。ワシントン州は9%以上の消費税がありますから,こういう買い物は州外からの通信販売に限ります。(しかもディスカウントされている!)と言うわけで,注文を入れてみました。結果は商品が到着したら報告しましょう。



アクア・フレッシュ(2004.09.28)

ご存じの通り,歯磨きの名前です。日本でも,絞り出すと白や青や赤などのストライプ状に出てくる有名な歯磨きです。いつの間にか,サンスターとアクアフレッシュの契約が切れたのか,現在はグラクソ・スミスクラインが輸入し,アース製薬が販売しているとか・・こちらでも,どんなスーパーにも置いてありますので,今回このアクアフレッシュを使い始めました。ところが,日本で使っていたアクアフレッシュの方が爽やかさに優れているような気がするのです。アメリカで購入したアクアフレッシュは,粘土というか,絵の具で歯磨きしているような感覚というか,とにかく,どこか違う気がします。機会があれば,日本に持ち帰って比べてみようと考えています。



セーフコ球場の広告(2004.09.27)

日本のニュースを見ていますと,最近のプロ野球は,オリックス・近鉄の合併,1リーグ制,プロ野球史上初のスト,IT企業球団の新規参入(仙台バトル)・・・など野球のプレー内容以外のことで,賑わっています。プレーに関しては,人気球団ジャイアンツが優勝争いから脱落し,中日球団が優勝を決めてしまいそうです。名古屋の方は別として,日本のプロ野球には,もはや興味が集まらないようで,最近は大リーグのイチロー選手の記録に注目が集まっているようです。このイチロー選手が所属するマリナーズの本拠地はセーフコ・フィールドと呼ばれる球場ですが,日本でも眼にする機会が増えているはずです。この球場のバックネット下のフェンスの広告に,カタカナ混じりの漢字(つまり日本語)の広告が増えているのにお気づきのことでしょう。日本の球場でも,最も目立つこの場所に広告を載せるには結構な費用がかかると聞いています。なぜなら,最近の野球中継は投手の後側から打者を撮影する場面が中心になりますから,中継時間のほとんどの時間,この看板も一緒に放送されてしまうからです。日本のニュース画面で見ていたときは,てっきり合成で日本語広告を入れているのだと思っていました。ですが,実際は違いました。こちらで放送されている野球中継でも,バックネット下の看板には日本語広告が時々出るのです。この放送を見ている人間の大半はアメリカ人のはずなのですが,日本語の広告は意味があるのでしょうか?
考えてみると,今年のマリナーズの成績は低調で,初夏の時点で既に最下位が確定的という状態です。ですので,球場に来る観客も少なめでした(そういえば6月に言ったときもで結構空いていました)。となると,マリナーズ番組の視聴率も下がってくるので,バックネット下の広告の価値も低下するのかなと・・しかし,イチローが試合に出る限りは日本では毎日ニュースで放送されるでしょうから,日本企業が広告の権利を買い取ったのかもしれません。



火を噴く三菱(2004.09.24)

日本のニュースを見ていますと,数ヶ月前から三菱自動車のリコール隠しに始まり,日本各地で三菱自動車が突然炎上するトラブルが報道されています。おかげで三菱自動車は,ユーザーの信用をなくし,売り上げが激減しているとか・・・アメリカでは,幸か不幸か三菱自動車の件はそれほど大きく取り上げられていなくて(てゆうか,こちらのニュースでは三菱の話はまだ見つけていない)問題にはなっていないようです。このニュースから私の持ち物でも火を噴いたものがあったのを思い出しました。1年ぐらい前になりますが,こちらに来てもしばらく使っていたMOドライブです。本体ではなく,ACアダプター部分から煙が出て使えなくなってしまいました。このMOの製造は三菱化学となっていました。やっぱり三菱・・・



マウスの紛失(2004.09.23)

 昨日の朝,仕事場に来てみると,私の机の上からマウスが紛失しています。前日までは使っていましたから夜の間に誰かが持っていったようです。夜は仕事場は施錠されますので,外部からきた泥棒がもっていったとは考えにくいです。もし,そうなら,もっと高価なコンピューターがたくさんある部屋ですので,いろんなものが無くなりそうです。とはいえ,3年前から使っているものだったので,古いものですが,ロジテック製のホイール式の光学マウスで手に馴染んでいて,無いとちょっと困ります。それとなく,いろんな部屋を覗いてみましたが,見つけることが出来ませんでした。そこで,今日,仕事場の秘書さんに相談したら,たちまち記録からマウスが無くなった夜遅くに働いていた人間を見つけて,取り戻してくれました。もっていった人間は,自分のマウスが壊れたので,自分のコンピュータにあうマウスがこれしかなかったので,たまたま借りた・・・と言っていますが(この仕事場はほぼすべてがマッキントッシュなので,ウインドウズ用の2ボタンマウスは確かに無い),「借りるのだったら,メモぐらい残しておけよ」と言いたくなります。(言えなかったけど・・・)



ウェブサイトのトラブル(2004.09.20)

 ホームページを公開して長くなります。初期の頃は,作成したHTMLファイルをサーバーに置くだけでしたから,仮にサーバーが壊れたとしても,元のファイルを再度公開すれば,すぐに復旧可能でした。しかし,最近では(どのホームページでもそうでしょうが)掲示板,ブログなど,CGIプログラムから書き出すデータが増加しています。つまり,自分でアップロードしなくても,ホームページの来訪者のおかげで,どんどんコンテンツが充実していく仕組みになっている訳です。逆に言えば,自分の知らない間にホームページの内容が変わっているということになります。まあ,管理人がさぼっていても良いという便利な仕組みですが,場合によってはホームページの内容を管理人が知らないということになります。こういった,種類のホームページ・データは,常にバックアップを取っておかなければ,サーバー会社が消滅したり(以前,TK Cityという会社で経験),突然有料化されてアクセスできなくなったり(Virtual Avenueという会社で経験),トラブルを起こすと最新のホームページの状態を復元するのは不可能と言うことになります。しかし,定期的にバックアップを取るなんて,なかなか面倒でできません。ということで,放置していたら昨日そのトラブルが発生してしまいました。どうやらサーバー会社の,データを格納していたハードディスクが一杯になったらしく,一時的にファイルの書き込みが出来なくなったのです。元々ある掲示板のデータ上に,新たな書き込みをしようとすると,失敗してファイル内容が0になってしまうのです。幸い,障害は短時間で復旧されたらしく,しばらくすると書き込み可能になったのですが,障害中に書き込まれたファイル内容はすべて失われる結果となってしまいました。がっかりです。前回,バックアップは6月に取っていたので(えらい前です)それと置き換えることになりますが,2ヶ月分は大きな情報の損失です。とりあえあず,perlで書いたバックアップ・スクリプトをサイト上において,常に書き換えられているファイルは,定期的にサーバー上にバックアップを取るようにしましたが,サーバー自体が消失したら対応できない点で不十分です。自動的にバックアップを取ってくれるソフトウエアを探したのですが,マックで使える手頃のものは無いようです。だれかフリーウエアで作ってくれないものでしょうか。



DVDの作成4(2004.09.18)

さて,いよいよiDVDからの書き出し作業です。iDVDからの書き出しは,スーパードライブを搭載した機種だけが可能な機能です。しかし,世界には裏技を見つける方がおられるもので,「HPfurz.sit.hqx」というファイル(webで検索すれば見つかる)を解凍して出来るHurzとPfurzというファイルをホームディレクトリに置き,controlキーを押しながら,iDVD4の作成ボタンを押せば,外付けDVD-Rドライブが選択可能な画面が出現して,それを選べば書き出しが可能というものです。私は,ここでは直接DVDに書き込まずに,イメージファイルとして書き出すことにしています。イメージファイルさえ残しておけば,DVDを紛失しても同等のDVDが,すぐに作成可能だからです。それと,iDVDはイメージを作成してからディスクに書き込むという2つの作業を続けて行いますが,中断不可能な時間のかかる作業となります。これを2つに分けて行うことで,中断不可能な時間を減らすことが出来ます。イメージファイルを作成できれば,これまで保存していた,途中のファイル(DVから取り込んだiMovie上のファイルや,iMovieから書き出したファイルなど)はすべて消去しています。イメージファイルを,外付けDVD-Rに付属していたB's Recorder GOLD Xで,DVDに複製すれば完成です。ちなみに,B's...の初期バージョンは,なぜか一般のDVDプレーヤーでは見られないDVDが出来てしまうので,必ず無償バージョンアップを行わなければなりません。
以上のように,手間をかけずにデジタルビデオの情報をDVDに保存しておけるようになりました。iDVDでは,いろいろ凝った編集が可能らしいので,暇を見て修得していこうと考えていますが,ここまでの方法でも充分目的を果たせたと考えています。



DVDの作成3(2004.09.17)

ムービーが数本貯まったら,iDVDでの作業を行います。iDVDを立ち上げ,60種類も付属しているテーマの中から適当に格好良さそうなものを選択します。後は作成したムービーファイルをそのテーマの画面に中に,ドラッグします。タイトルがファイル名になってしまうので,適当な題名に書き換えます。DVDの容量と,自分が登録した全容量が表示されますので,DVDが無駄にならないよう,出来る限り多くのファイルを登録します。実はムービーファイルが登録された直後から,iDVDは勝手にエンコードの作業(今まで一番時間がかかっていた圧縮の作業)をやり始めます。確かに,多少マックの動作が遅くなり,常にCPUがフル稼動なので本体が熱くなりますが,ユーザーに無駄な時間を使わせないところが,実に効率が良くて,賢い方法です。すべてのファイルを登録して,DVDのデザインが完成したら,(ここまでの作業をオーサリングと呼ぶらしいですが)プレビューでチェックします。後は,iDVDを立ち上げたまま,他の作業をして,すべてのエンコードが終わるのを待つだけです。一旦保存しておいて,後日iDVDを立ち上げれば途中から圧縮作業をしてくれるので,時間が無くても何回かパソコンを使用すれば,圧縮作業が終わっていることになります。この中断可能のいう点はかなり気に入っています。以前,DVD directorというソフトを使っていましたが,中断が出来ないので,朝になっても終わっていなければ,翌日最初からやり直しになってしまい苦労した経験があります。中断可能であれば,非力なマシンでも,分割して圧縮作業が可能です。私は作業中に,パワーブックが熱くなることを嫌いますので,寝る前にiDVDを立ち上げて,朝になったらすべてのファイルが圧縮されている..というやり方も好んで使います。(本当は,もっと高速のマシンが開発されて,圧縮の行程が10分ぐらいで終わるのが理想ですが,現状では無理なようです。)エンコード作業が終了すれば,いよいよDVDに保存する作業を行います。ここまでの作業時間は,iDVD上でのムービーの登録と題名などのデザイン変更に20分,圧縮作業は,寝ている間かバックグラウンドでいつの間にか終わっている感じなので不明です(それ相応の時間,多分,数時間)。さすがに圧縮作業に人間が付き合っていたら,時間が無駄になり2度とこの作業をしたくなくなります。私個人は,如何に手間をかけずに圧縮が終了しているかが重要と考えています。



DVDの作成2(2004.09.16)

渡米してから,電圧の違いからMOがすぐ壊れたので,仕事用のファイルのバックアップ保存用に外付けハードディスク(200G)を持っていましたので,ここにDVデータを保存します。接続はすべてファイアーワイヤーで,カメラ-HD-パワーブックの順に数珠繋ぎで接続します。iMovieから,新規ファイルを外付けHD上に作成し(そうすると,取り込んだデータが外付けHDに保存され)iMovieからDVを操作できるので,必要なところ(てゆうか,撮影した映像すべて)を取り込みます。取り込む作業は,当倍速(つまり撮影に要した時間だけ必要)ですので,最初から最後まですべて取り終えたテープが出来る度に,寝る前に取り込をセットして寝ます。朝になるとiMovieのクリップの中に,取り込まれた画像が一覧になって入っています。iMovieの賢い点は,撮影時に撮影ボタンを押してから一旦撮影を終えるまでの部分を,1個のファイルとして,自動的に判断して取り込んでくれるので,あとで場面を見ながらムービーを切り分ける必要が全くない点です。ですから,取り込んだファイルは最初から場面ごとの断片として用意されていますから,編集が行いやすいのです。朝,テープの最後まで取り込まれているのを確認すれば,この日の作業は終了です。(寝ている間に終わっているので,ここまでの作業時間は夜10分+朝10分=20分程度です。ただし,120分のDVテープ,1本で15ギガ程度の容量が必要ですので注意)後日,HDだけをパワーブックに繋いで,編集の作業をします。といっても,同じイベントで撮影したムービーを集めて,タイトルを付け,ムービーの間にトランジッション(画面に切り替わりがスムーズで格好良く見える)を入れるだけですので,数分で終わります。こうして出来たムービーを,後でDVDに書き込むために,形式を代えて保存します。本当はサイズが720*480で,MPEG2形式で....などと設定すれば画質を落とさずにHD容量を節約できるのですが,ここで圧縮などに時間がかかるのは面倒なので,iMovieの共有という項目から,DV形式を選んでHD上に保存しています。(最後には消去するファイルだから作業途中は気にしない^^)こうして,取り込んだムービーに多少の変更がくわえられたムービー・ファイルが複数個HD上に貯まっていきます。(作業時間:数分*作成したムービーの本数)ある程度貯まったら,次の操作に移ります。



DVDの作成(2004.09.15)

子供がいるので,なにかイベントがあると,ついついデジタルビデオ・カメラで撮影する機会が増えます。後で見返すかどうかは別として,最小限の記録を残しておくことは親の努めと考えています。(将来,文句を言われてはたまらない^^;)しかし,ビデオカメラで撮影すると,テープが貯まり気味です。デジタルカメラは,何枚取ってもハードディスクに保存すれば,大した容量にはならないので問題ありません。(以前は,フィルムやプリントが大量に貯まって大変でしたが,べんりなよのなかになったものよのう..)しかしながら,テープ・メディアは,幾らメモに簡単な内容を書き留めたとしても,見るには頭出しも必要ですし,なにより見るための環境を整える(DVカメラをテレビに接続したり)のが億劫になりがちで,使いづらいことは間違いありません。数年前から,簡単にDVカメラのデータをFireWire接続したパソコン経由で,ハードディスクに保存することはできましたが,DVデータはとんでもなく大容量になるので簡単にハードディスクに保存しておくという訳にはいかなかったのです。容量を節約するための圧縮に大変時間がかかり(古いパワーブックG4などでも,一本のムービー・ファイルが一晩で圧縮しきれない),なかなか作業時間の捻出が難しい。更にハードディスクを節約しようと圧縮率を高めると,驚くほど画質も悪くなりました。最近,私のパワーブックの中にiDVDなるソフトウエアが入っていることに気付きました。これは,半年ほど前,新しいバージョンのiPhotoを入手するために購入したものですが,その時に一緒に付いてきたものです。ちなみに,パワーブックを購入すれば,大抵のアップルのソフトウエアが付いてきて,お買い得なのですが,DVD-R(アップルではスーパーディスクと呼ぶらしい)が付属していないPowerBookでは,標準ではiDVDは付属していないのです。別にxxxを購入していたことで,得したわけです。DVDに書き出してしまえば,ある程度の高画質で保存したとしても,ハードディスクの容量の圧迫は避けられます。なんと言っても1枚4.3Gもあります。更に,現在使っている12インチのパワーブックG4は,1.33MHzと以前使っていたものより,はるかに高速になっているので,作業にかかる時間も短縮出来るはずです。DVD作成の環境が整ったわけです。さて,次回は私が行っている,DVD作成の方法と環境について記載します。(自分のためのメモという意味合いが強い。)



パワーブックの変形(2004.09.14)

昨日のパソコンバッグ落下事件の直後は,まともに動くかどうかを一番気にしていたので,気付かなかったのですが,パワーブックの右側面(CDの挿入口)が変形していることに気が付きました。CDの出し入れには問題ないようです。この変形から推察するに,落下時には縦方向に結構大きな衝撃が加わっていたことが予想されます。買ってそれほど時間が経っていないことを考えると悲しいものがありますが,機能的に故障がないだけでも不幸中の幸いと考えるべきでしょうか。



パワーブックの落下事件(2004.09.13)

パワーブックをカバンに入れて,仕事場と自宅を往復する毎日ですが,今日,ちょっとした事件がありました。今使っているカバンは,渡米する直前に買った某有名デザイナーのパソコンバッグです。非常に軽いことと,パソコンを入れる専用の部分(保護パッド付き)があること,5000円程度で安く購入できることから選んだと記憶しています。今日,家を出てしばらく歩いたところで,肩ひもが突然切れ,パソコンが入ったカバン本体がコンクリートの歩道に激しく落下してしまいました。原因はベルトの金具部分の金属疲労の様です(右写真)。パソコンに加え,多くの書類を詰めたカバンは重くなることが多く,ついつい肩にかけて運ぶようにしてしまうのですが,パソコンを入れたカバンは手で持つのが良いようです。肩ひもが突然きれると,対応する間もなくカバンは地面に落下しますが,手で持つ部分は大抵2本の持ち手があるので,一本切れても地面には落ちません。もしくは,もう少し高級なカバンにしておくべきだったと,後悔しています。落下したパワーブックは,スリープ状態だったのですが,特に問題なく動いているので,被害はなかったわけですが,さすがに落とした直後は冷えました・・・



マリナーズ(2004.09.10)

日本では,安打数の大リーグ記録に近づきつつあるイチローが話題になっているようです。せっかくシアトルに住んでいるので,この日は話題のイチローを見るためにセーフコフィールドへ出かけました。これまでのは,日曜日のデーゲームにしか行ったことがなかったので,金曜日のナイター・ゲームに初めて行くことになります。夜ですし,球場の周りは比較的治安の良くない地域ですので,セーフコ球場の真ん前のガソリンスタンドに出来る臨時駐車場に止めます。セーフコフィールド自体の駐車場は,雨に濡れずに球場に入れますが,20ドルもします。離れていけば,だんだん安くなっていって,5ドルや7ドルといったところもありますが,家族連れなの安全と値段を天秤にかけて,いつもこのガソリンスタンドに止めることにしています。ところが,前回は10ドルだったはずが,今回は15ドルに値上げされています。他を探すのも面倒なので,15ドル払って駐車してしまいました。(やられた)さて,今回は内野でも上段の安い席を確保していました。テレビ中継で,ナイターでは上の方が結構空いていることを知っていたからで,ガラガラだったら横になって観戦しようとも考えていました。ですが,試合開始の時間が近づくと結構人が増えてしまいました。この日の試合が,ボストン・レッドソックスとの交流試合だったからかもしれません。試合は,マリナーズがブーンのホームランなどで点を取ったものの,先発のフランクリンが逆転され降板,今月ドジャースから移籍したばかりの木田投手が出てきましたが,フォアボールを連発して炎上,その後に敗戦処理で出る若手ピッチャーも同様に打たれてしまい,大差(13-2)で負けてしまいました。長谷川投手も投げていましたが,こちらは無安打に抑えていたので,もったいないところです。イチローにもヒットが無く,8回が始まったところで,席を立ちました。帰りは大雨になってしまいましたが,無事帰り着くことが出来ました。



外部モニター(2004.09.06)

12インチのパワーブックG4は1024*768ドットの表示が可能なのですが,なにぶん12インチという小さいスペースに表示させるために文字などが小さくなりがちです。文字を大きく表示させると今度は多くの書類を同時に表示させての作業が出来なくなるので,良い解決策とはなりません。私は眼がよい(1.5〜2.0)ので,小さくても普通に見えるのですが,それでも,長時間小さな文字を見ていると目が疲れやすいです。せめて,仕事以外でパソコンを触っているときだけでも環境を良くしようと考え外部モニターを導入しました。今の時代ですから,CRTは考えもせず,液晶モニターしか候補とはなりませんでした。今使っているパワーブックがDVI出力(デジタル)ができるので,デジタル接続が可能なものを探しました。また,日頃12インチという小さい領域で作業をしている関係から,充分な表示領域を持ったものをということで,ヒューレット・パッカード社製のL2035になりました。20インチ1600*1200(UXGA)という表示領域は個人使用には十分すぎます。また,入力はDVIの他に,アナログ入力,s-video,ビデオ入力と4系統備えており,チューナーさえあればテレビを見たり,PS2などを接続できるようです。(私はPS2を持っていませんが・・・)また,ピクチャーinピクチャー機能があり,パソコン画面を表示中に,モニター内に小さい画面で,もう一系統の絵を表示させる機能なども備えているようです。Macintoshでも問題なく接続できますし,デジタル接続のため調整しなくても非常に鮮明な表示です。並べて,表示させてみると,これまで使っていたPowerBookの液晶が,なんとも薄暗く,コントラストの低いものであったかに気付きます。非常に気に入って使用中ですが,日本での価格は14万円ほどする機種であることにあとで気付きました。アメリカでは,最も安い通信販売で800ドルですから,なかなかお得な買い物をしたことになります。



マウント・レーニア(2004.09.05)

天気の良い季節は残り少なくなったはずなので,子供がどうしても,もう一度行きたいというマウント・レーニアに行ってきました。今回は,サンライズと呼ばれる東側の斜面に行くことにしました。南側の中心地はパラダイスと呼ばれる場所ですが,こちらは冬でも除雪されて訪問可能ですが,今回行くサンライズは10月になると道路が閉鎖され,来年まで近づくことができなくなるのだそうです。シアトルはマウント・レーニアから見て北西に位置しますので,以前パラダイスに行った時より短時間で,着くことが出来ました。ただ,途中でパトカーに止められてしまいました。11マイルの速度違反と言われましたが,見逃して貰いました。日本でも10キロ以下の速度違反は,切符を切られることは稀なので,こちらでもそうなのかもしれません。アメリカでは10マイル以下は,速度違反で捕まることはないとも聞いたことがあります。国立公園の入口からサンライズまでの道路は,蛇行しながらひたすら高度を上げていきます。サンライズの標高は1950mで,レーニア山では車で到達可能な最高地点です。標高が上がるに連れ,周囲の木は針葉樹だけになり,それも徐々に疎らになり,レーニエの勇姿が眼の前に広がってきます。何カ所かの展望台で,車を止めて風景をカメラに収めながら,サンライズまで到達しました。ここからはトレイルを歩いて,レーニアの自然に触れていきます。トレイルは,どこまでも続くのですが,レフレクション湖という小さな湖を過ぎたあたり(標高は2000mを越えたはず)で,それ以上歩くのを止め,帰り始めました。上がるに従って,気温が下がり,風も冷たくなるので,耳が痛いくらいです。昼食を持ってきていたのですが,休憩がてら腰を下ろしたのですが,食べ物を貰おうと周囲にリスが寄ってきます。リスが寄ってくると,それにつられて人間も寄ってきて,人の輪に取り囲まれる形になってしまいました。なんとなく,昼食が食べづらくなったので,もう少し山を下りてから食事をする羽目になってしまったのは,予定外でした。パラダイスから歩いたトレイルに比べると,切り立った崖や急斜面が多く,中級者向けと書いてあった理由がわかる気がしました。
 帰りは,南斜面のパラダイスにも寄ってみたのですが,あいにく雲が出始めたので,長居せずに,周囲の湖など見学しながら帰りました。帰る途中でレーニア山を振り返ると,再び雲は晴れていて,夕日に映えるレーニア山が美しく見えました。泊まりがけで行くのも良いかもしれません。タコマにある韓国焼き肉のミラクで食事をして帰りました。ミラクの焼き肉はいつ行っても良いです。



液晶の保護フィルム(2004.09.02)

7月に一時的に日本に滞在したときに新宿のビックカメラで,12インチのパワーブック専用の液晶保護フィルムを見つけました。ビックカメラのポイントは有効期限があり,全く使わないでいると失効してしまうので,新宿に立ち寄った際に使おうと物色していた時のことです。残りポイントに見合う値段だったですし,アメリカに戻る時にも荷物にもならないので,あっさりとポイントで買ってしまいました。しかし,店には何種類かのタイプが置いていて迷っていたのですが,「光沢タイプ」というのに決めてしまいました。お店の中でディスプレイされているパワーブックには,この光沢タイプの保護シートが貼ってあり,画面がツルツル,ピカピカになって,目立っていたので,つられてしまったのです。アメリカに着いてから,早速,パワーブックの液晶画面に貼って使っていました。しかし,パワーブックを使った作業で,どうも目が疲れることに気付きました。どうやら,この保護シートの光沢の為らしいのです。冷静になってみてみると,スリープ状態の液晶上に,明るい部屋では,自分の顔が鏡のように映っています。スリープ解除しても,その写り込みは消えず,結果として,部屋を暗くしたり,無理な姿勢で画面をのぞき込むことになっていたようです。と言うわけで,僅か1カ月半という短い間に,保護フィルムは剥がされることになってしまいました。保護フィルムは無い方がはるかに見やすいというのが教訓です。
 後日談:実は光沢タイプの保護シートは,今,流行のタイプなのだそうです。これまで乱反射させていただけの反射光を,むしろ積極的に反射させて画面をはっきり見せるのだそうです。でも,個人的には,すごく暗い部屋で使用する場面以外では,やっぱり目がすごく疲れるような気がしました。これは間違いありません。





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