2003年06月のアメリカ留学滞在記
東京へ(2003.06.30)

楽しみにしていた日本滞在もいよいよ残り少なくなってきましたが,時差ボケの影響が多少はあるのか,昼間でも夕方が近くなると眠たくなるような気がします。飲み会をやっていると,気にはならなかったのですが,休日になると,とたんに睡魔が押し寄せます。なんとか予定していた買い物を済ませることができ,この日は東京に移動しました。荷物の重量は帰国時の2倍に増加していましたが,都内の移動(空港からホテル)はリムジンバスを利用することで,自分で荷物を運ぶ必要はほとんどありませんでした。せっかくの東京ですので,予定していた電化製品を購入しました。(日本語対応のパソコン周辺機器もアメリカで取り寄せると割高になりますので,自分で持ち込むと安上がりです。)



日本での休日(2003.06.28)

土曜日なので今日は休日になります。アメリカで手に入れられなかった物を買い出しに出かけました。最もありがたかったのは夏物のスリッパです。日本の物は何でも手に入るシアトルですが,スリッパは良い物が手に入りません。また,アパートは土足厳禁にしていますが,前の住人が土足で上がっていた以上,素足で歩く気にはならないので,スリッパが必要なのです。日本のお店のスリッパの種類の豊富さに感動しつつ,様々な物を買い込みました。時差ボケが残るせいか,夕方には眠くなり,楽しみにしていた日本のテレビはあまり見られませんでした。



出勤(2003.06.27)

この日の一便で地元に戻った私は1日だけの出勤をしました。とはいえお世話になった先生方に挨拶をしてまわるくらいで1日は過ぎていきましたが・・夜は歓迎会をやっていただきました。



まだ終わらない旅(2003.06.26)

シアトルタコマ空港で足止めをくらったとき,成田到着後には,羽田まで行って,最終便に搭乗し,この日のうちに地元まで帰り着く予定を立てていました。しかし,出発が遅れたため,この計画は風前の灯火でした。成田到着後,出来る限り急いで(とはいっても税関を通る直前で子供が「ウンコ!」などといったため時間は取られましたが・・)羽田に到着し,自動チェックインにカードを通しましたが,これが出発の10分前で間一髪アウト!カウンターでごねてみましたが後の祭りで,東京に宿を取ることになり,ここで力つきました。それにしても日本は蒸し暑いと感じました。写真はシアトルタコマ空港を離陸直後に見えたワシントン大学周辺。



長い長い行列〜(2003.06.25)

ヒルトンホテル宿泊中に航空機会社からメッセージがあり,代替便は明朝9時の予定が12時に変更されたとのことでした。そこで今回も余裕を持って9時頃飛行場に着いたのでした。しかし,なぜか空港内は長蛇の列,昨日より利用客が多いのかと考え,しぶしぶ並んでいると,黄色いヘルメットをかぶった人達の集団が空港内に流れ込んできました。アナウンスを聞いてみると,空港内の連絡列車が止まってしまったとのこと。その後のアナウンスでは我々の並ぶべき場所が2転3転し,そのたびに大量の人が空港内を大移動する事態となりました。写真は後も前もどこまでも続く列です。ここで驚いたのは待っているアメリカ人の態度です。我々日本人がイライラしがちなのに対して,彼らは,待つことを楽しむかのように,悠然と待っていることです。国民性なのかこういうことに慣れているのかは解りませんが,気付いた点です。結局,並んでいる大量の人は12時頃からバスで運ばれることになり,全員が飛行機に搭乗したのが2時,2時過ぎに飛び立つことが出来たのです。飛行機は昨日の物より新しくなっていました。



日本への旅立ち(到着までの長い2日間の始まり)(2003.06.24)

私の留学は資金の関係で7月1日にアメリカ入国をしなければならないので,一時帰国をすることになりました。日本で挨拶回りなどをする日を計算して1週間前にアメリカを出発することにしました。最近ニュースでシアトル・タコマ空港は大混雑することをやっていたので,2時過ぎの飛行機ですが,朝9時には空港そばのディスカウント駐車場に車を入れ,10時には空港に着いてしまいました。平日であったせいか空港の混雑もそれほどではなく,11時には搭乗口に到着し,お昼を食べながら優雅に出発を待ち,時間になり飛行機に搭乗しました。ここまではよかったのです。ここからが大問題です。飛行機では最初AV機器の故障で日本まで映画は見られないというアナウンスが流れていました。なんか古そうな飛行機だなと思っていましたが,出発の準備は進んでいるらしく,客は全員が搭乗を済ませたようでした。いよいよ,飛行機が滑走路に出ようと言うときに,再び機長からのアナウンスがあり,飛行機の不調のため本日のフライトは取りやめとなってしまいました。明朝9時に他の飛行機に振り替えて飛ばすということですが,預けた荷物は税関を通っているので今日は帰してもらえないということでした。こういう場合,航空会社が飛行場近くのホテルをタダで取ってくれますので,お言葉に甘えて(車は既に預けてあることもあり)ヒルトンホテルに宿泊することになりました。もちろん,豪華なお食事付きです。この日は日本についても,東京で一泊する予定だったので,旅の日程としては同じことですから,むしろトクをしたと考えて,納得することにしました。ホテルからインターネット経由で,日本のホテルキャンセルと,国内便の変更をしました。便利になった物です。写真は飛行機キャンセルの後,空港内の連絡電車を待つ人達です。



シアトルのおみやげ(2003.06.21)

実は24日からこっそり日本に一時帰国する予定です。そうなると必要なのが,おみやげです。アメリカ入国以来,4ヶ月が過ぎましたが,これまで生活していくことに,多くの力を使ってきましたが,いわゆる観光は後回しになっていました。もちろん休日は余暇に使ってきたので,シアトルの多くの場所を知ることが出来ましたが,主要な観光スポットは手付かずのままでした。典型的な土産物屋を知らなかったのです。(入国早々お土産を探す留学生というのもおかしな話なので当然といえば当然ですが・・)お土産を買おうとして焦りました。空港に行けばあるのでしょうが,最近のシアトルタコマ空港は常に長蛇の列が出来る程の大混雑で,ゆっくりお土産を探すより,早く荷物をチェックインしたくなるに違いありません。そこで,土曜日の今日のうちに何としてもお土産品を調達しなければならないのです。仕方なく,行ったこともないパイクプレースの近くまで,車で行って,土産物屋を何とか探し当て,間に合わせました。時間がなかったので,結局,パイクプレースを観光することはなかったのですが・・・



Alumni day(2003.06.20)

今日は私が所属する部署の同門会の日です。一日中,学会のようなことをやっています。いってみてビックリ,みんなスーツを着て正装しているのです。まあ,聞かなかった私も悪かったのですが,誰か教えてくれてもいいとも思います。今の仕事の初日に行ったときは,挨拶のために行ったのでスーツで出かけました。そのとき,ボスが「ネクタイを締めるのはアメリカでは今日が最初で最後だ。」といていたので,それ以来まともな恰好をしたことはなかったんです。それなのに・・・。今日は,こそこそ人の目を避けて生活することになりました。



アメリカの夜(2003.06.18)

最近,仕事で帰りが遅くなることが多くなりました。幸いシアトルは日本と比べ高緯度に位置するため,夏至に近い今の時期は昼間が長いです。9時半くらいまでは夕方のような風景ですので,あまり気にしていませんでしたが,帰りが10時以降となると,さすがに外は真っ暗になってきます。暗い中を帰るのは,ここがアメリカである以上,若干の恐怖を感じることは事実です。この時間には大学の中とはいえ,人通りは全くなく,警備員の姿を見かけることもありません。何事もなければいいのですが,何かあれば命に関わってくるのがアメリカ,この日記の更新が止まったときはあるいは・・・



安物のトースター(2003.06.16)

愛用のトースターが故障しました。2月のシアトル到着直後に購入したものでした。シアトル到着後,船便の荷物が着くまでの1ヶ月は,炊飯器がないことで米を食べられなかったことから,主食は完全にパンでしたし,その後も朝は自家製のパンを食べることが多いので,大活躍でした。修理できると思い,分解して中を見てみると,電線が完全に焦げて溶解していました。修理が無理そうなので,早速,新しいトースターを購入することにしました。今回,お店で目にとまったのは新品なのになぜか10ドル以下で買えるオーブントースターです。迷いましたが,30ドルのものと比べても機能的には変わるものではないので(という風に見えたので)この最も安いトースターを購入しました。早速,パンを焼いてみました。やはり安いだけのことはあります。最初はパンがいきなり燃え始めた。(大げさではなく,本当に燃えていた!)そこで,説明書通りの設定ではなく,最も弱い出力に設定し,パンを焼いてみました。今度はパンは燃えませんでしたが,パンの中央部分だけが真っ黒に焦げ始めました。安ければいいとは限らないことに今更ながら気付きましたが,後の祭りです。今,このトースターをどうするか考えています。



シアトル滞在日記〜公開?後悔(2003.06.15)

シアトルでの生活をちょっとだけ公開してみることにしました。ちなみに,これより以前の記録は,後で追加したものです。
今日は,日本人の家族の方が帰国されるので,そのヤードセールに行ってみました。でも,途中で自動車事故を目撃しました。



お絵かき教室(2003.06.13)

ベルビューのクロスロードモールにはこんなお絵かき教室があります。10ドルくらいですが,多くの子供たちでにぎわっています。



バンクーバー3日目(2003.06.10)

バンクーバー旅行も最終日です。おみやげを買い込み,シアトルへと車で戻ります。アメリカ・カナダの国境は写真のように長蛇の列で1時間半も並ぶことになりました。アメリカ入国は厳しいです。中央に見える門はちょうど国境の上に立っています。車で並んでいる間,暇なので記念撮影などしている人が結構いました。



バンクーバー2日目(2003.06.09)

いよいよ今日はビザの更新のため総領事館で面接を受ける日です。緊張しますが,書類等慎重に準備を進めてきたので,後は運を天にまかせるのみです。大学ではビザ更新に失敗したら,アメリカには戻れず,日本に返されると教えられていたので,なおさら緊張します。結果は難なく新しいビザを手にすることが出来ましたが,重要な一日でした。ビザ発行を待つ間に歩いて,ガスタウンの蒸気時計を見に行きました。また,地ビール屋(スチームワークス)で昼食を取りました。ビザを入手した後の夜は近くの寿司屋(御子寿司)でお祝いをしました。



バンクーバー1日目(2003.06.08)

ビザ更新のため,カナダのバンクーバーに行きました。シアトルからは車で3時間くらいでつきます。カナダ入国は外国人には少し厳しく,別の建物の中で質問を受けます。バンクーバー到着後は有名なスタンレーパークなど見学しました。カナダの印象は道が狭いことと,車の運転が荒いことです。私は大阪・京都での運転で慣れているので楽勝でしたが・・写真はバンクーバー最大の大通りであるロブソン通りです。(ブルーホライズンホテルより撮影)歩くと,次から次から日本人の学生の集団が通り過ぎます。シアトルより遥かに日本人学生の多い町のようです。しかし,多いのは学生だけで,土産物屋の店主は新型肺炎の影響で,日本人観光客は1割になり,我々が行くと2週間ぶりの日本人客だといって,ぼやいていました。昼食は有名なレストラン(ジョーフォルテス)で生牡蠣をいただき,夜は日本風居酒屋(北の家)へ行きました。どちらもロブソン通りにあります。



ボブザビルダーのショー(2003.06.01)

子供向けの人気番組ボブのショーを見に,はるばるタコマドームに出かけました。親子向けのショーですが,広いタコマドームが満席でした。子供は大喜びでした。





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