2004年08月のアメリカ留学滞在記
ハバネロ2(2004.08.31)

非常に見た目が綺麗なハバネロですが,使い方が良く分からないので,冷蔵庫に寝かせてしまっていました。とりあえずホットプレートで焼き肉をしたときに,スライスして焼いてみました。1ミリ厚に切ってしまっていたので,非常に小さくなってしまいましたが,口に入れて噛んでみると,とんでもなく辛いです。確かにトウガラシの比ではありません。といって,楽しんでいると,辛いものが大好物の子供がどうしても食べてみたいと言います。(彼は5才ですが,不思議なことにキムチなど辛いものを好んで食べるという性質を身につけてしまいました。なるべく辛いものを禁止してはいるのですが...)自分ばかり楽しむのは気は引けたので,仕方なく小さいかけらを食べることを許可しました。その結果,右の写真のようになってしまいました。やっぱり,無理だったかと後悔しましたが....でも,これは本人が,親の止めた方がよいという忠告にもかかわらず,どうしても食べたいと言う希望のもとに起こった事件ですから,私には責任はないはずです。といっても,ちょっと焦りました。スライスのごく一部をかじっただけですから,ほんの微量だったこともあり,数分後に回復したようです。他には,生のスライスを1切れみそ汁に入れておくだけで,みそ汁全体がとんでもなく辛くなることも発見しました。さらには,おろしてカレーに入れて,ハバネロカレーも試してみました。確かに辛いですが,「こんなにも辛くする必要は無いのでは?」というのが私の結論です。



ハバネロ(2004.08.29)

7月の日本滞在時に,日本ではハバネロなるものが流行っていることを知りました。ハバネロカレー,ハバネロスナック.....etc,様々なハバネロ関連の商品が売られています。なんでも,トウガラシの一種で,とにかく辛いのが特徴だそうです。実際,いくつかのハバネロ製品を食べてみましたが,辛かった〜。ところで,話題のハバネロを,シアトルのセントラル。マーケットで見つけ,早速買ってしまいました。1ポンド19ドル(100グラム400円ちょっと)と,他のトウガラシ(ハラペーニョや韓国トウガラシ)と比べ10倍以上して,べらぼうに高価です。(後に宇和島屋では,もう少し安いことを発見しました。)赤色と黄色のものがあるようなので,1個ずつ買ってみました。外見は写真のように,カラフルです。使い方が分からないので,しばらく冷蔵庫で寝かせていたのですが,数日後にこれを試すチャンスが訪れます。



セント・ヘレンズ火山(2004.08.28)

ワシントン州にある国立公園のひとつが,このセントヘレンズ火山です。州の南の端に近いところにあるので,行くことをためらっていたのですが,天気の良い夏の間に行くべきと言う結論に達して,出かけました。朝食の時間を惜しんで,NOAのベーグルを途中で買ってから出かけるというスタイルは,この1年半ですっかり定着してしまいましたが,途中までは,フリーウエイのI-5でひたすら南下するだけなので,距離がある割には疲れません。ただ,天気が悪くずっと曇っていたので,その点だけが気がかりでした。麓の観光案内所に着いたときでさえ,空は100%雲で覆われており,ヘレンズ山も全く見えない状態でした。来てしまった以上は仕方がないので,観光案内所で1980年の噴火の映画をみたり博物館を見て歩いている間に,運の良いことに徐々に晴れ間が見えてきたので,山の上の展望台まで行ってみることにしました。途中の展望台でヘレンズ山を見ながらテラスで食事を出来るところがあったので,昼食としました。景色は非常に良かったのですが,ボルカノ・バーガーと称されたハンバーガーは高いばかりで大したことはなかったです。観光地の食事ってこんなもんですが・・・そうこうするうちに最終地点のジョンストンリッジ展望台にたどり着きます。ここは火口に一番近い場所として知られていて,ここからトレイルをたどって散策することも可能です。展望台からはヘレンズ山の火口が一望できます。1980年の大噴火で山の上半分が無くなってしまったということで,山全体がいびつな形をしています。展望台の広場で国立公園の職員の方がプレゼンテーションをしておられましたが,日本から来たというと,ならば火山はいつも見ているだろう・・って言われました。私の住んでいた周囲には火山なんてなかったんですが・・・後は,周囲を散策しました。噴火後の群集変化を残すのが目的らしくトレイルから外は出ないよう,至る所に書かれていました。徐々に天候が悪化してきて,ヘレンズ山が見えなくなったので,夕方前には帰りました。



パワーブックのグラグラ(2004.08.25)

12インチのパワーブックを毎日持ち歩いているわけですが,以前に15インチを同様の使い方をしていたときに比べ,肩に対する負担は非常に少なくなり,助かっています。(パワーブックG3-WallstreetからG4チタンに買えたときも同じように感じましたが・・)画面が小さくなったとはいえ,1024*768は,wallstreetと同じ,G4チタン15インチとも縦は同じですから,それほど不便を感じません。ただ使っていて気になる点は,左手に感じる熱と,ガタガタする点です。iBook G4などと比較すると,左手の真下に感じる熱は少ないようですが,それでも長時間使用すると気になってきます。断熱シートなども市販されているようですが,それではパワーブック内に熱がこもりそうな気もします。困った点のひとつです。もうひとつは,机の上などしっかりした平面の上で,パワーブックを使用するとがたつく点です。パワーブックは4つのゴム足で支えられるような構造のため,ゴム足の長さが少しでも異なると,理論上がたつきが生じます。15インチのG4チタンを使用していたときは,筐体のデリケートさから,簡単にたわんでしまうため多少のゴム足の高さの違いは本体のたわみで吸収されていたようです。ところが,12インチのG4パワーブック・アルミは,このたわみが生じないので,ガタガタを生じてしまいます。今はパワーブックの右上のゴム足の下にメモ帳を敷いて作業していますが,なんとも格好悪いのが気になります。とはいえ,ゴム足をカッターナイフなどで削って調節する勇気もないですが・・・



キーボード(2004.08.21)

最近のパワーブックは必要な機能はなんでも揃っていて,デスクトップ機を買う必要性を全く感じさせなくなりました。デスクトップ機のメリットは,安いこと,モニターが自由に選べること,ハードディスクが追加できることなどがありますが,今のパワーブックは,価格が随分下がった,モニターにデジタルで外部出力が可能,ファイアーワイヤーの外付けハードディスクを選べば場合によっては内蔵より速度が速かったりすることなどから,私にとっては,デスクトップ機に対して全く魅力を感じなくなってしまいました。ですが,気になる点もいくつかあります。最大の不満な点は,使用していると,左手の下のあたりが熱を持ってくることです。左手の真下はキーボードで入力するときにどうしてもパワーブック本体に触れてしまう部分ですので,困った問題です。短時間なら気になりませんが,作業が長時間に及ぶと熱くて厚くてイライラの原因になります。そこで,外付けのキーボードを試してみることにしました。今回,キーボードを選定する条件は,ただひとつ,USB接続であること(Win用はUSB接続可能なものが少ないし,あってもワイヤレス・キーボードでmacintoshに対応してなかったりする)です。いろいろ検討した結果,選んだのはKensinton社製のスリムタイプ,メディアキーボードK64336です。もちろんUSBキーボードなのですが,ノートパソコンと同じタイプのキーなので,操作性があまり変わらないのも気に入りました。(昔はメカニカルタイプのキーボードが好きで,カシャカシャという打鍵音で周囲に迷惑をかけていました)また,iTune用の専用ボタンが付いていて,作業中に画面を変えずにiTuneを立ち上げたり,局を選定して演奏したりできます。本当は自宅と仕事場の両方に欲しいところですが,今は自宅で作業をするときに威力を発揮しています。



レブンワース(2004.08.12)

ワシントン州にはカスケード・ループと呼ばれる観光のためのコースがあります。以前,このカスケードループを時計回りにウインスロップという町まで出かけましたが,南半分は,まだ行ったことがありませんでした。レベンワースは,カスケードループの南東に位置する観光都市です。元々は寂れた町だったそうですが,町全体をドイツの村を想定して作ることによって,観光客を集めることに成功したそうです。この日は天気が良かったので,出かけてみることにしました。かなり遠いので,行きはカスケードループを使わず,I-90で近くまで行くようにしました。こうすると2時間半ほどで,レブンワースに着けます。休日ですので,観光客も多く,あちこちでアコーディオンの演奏などをやっていました。町は確かにドイツ風で,銀行や,マクドまで,普通とは違ったデザインになっています。町の隅々まで観光のために気が遣われていることを実感しました。昼食は,ドイツ村の定番,ビールとソーセージ,ザワークラウトです。家族には悪いですが,私だけ楽しんでしまいました。帰りは,由緒ある(?)カスケードループに沿ってシアトルまで帰ってきました。結局,帰りの所要時間は3時間半もかかってしまいました。



ペルセウス座流星群(2004.08.11)

今日の夜ぐらいが極大(最も沢山流星が飛ぶ日)というニュースを聞いたところ,子供が流星を見たいと言い出したので,見に行くことにしました。本当は,砂漠まで車で出かければ,最良の星空を楽しむことができるのでしょうが,明日も仕事がありますので,夜中の遠出はできません。近くのマグナストン公園で見ることにしました。残念ながら,シアトルの街明かりのため,夜空は明るく,天の川さえ見えませんでした。しばらくいましたが,私は流星を2個見ることができましたが,子供は見られなかったようです。だんだんと蚊?が集まってきたため,帰ることにしました。子供にとっては流星観測は持ち越しとなってしまいました。



ホイール・カバー(2004.08.07)

こちらに来てから,シボレーのプリズムという車に乗り続けております。比較的年代が新しいにもかかわらず,安かったことと,トヨタ・カローラをシボレー社がライセンス生産していることから,壊れにくいだろうと考えたために,この車を選んだわけです。おかげで,ろくなメンテナンスもしない割に故障無く,1年半を乗り切ることができました。日本への一時帰国中(約1ヶ月)も駐車場に放置していましたが,エンジンは一発始動可能だったことからも,もう少しは大丈夫そうです。すこぶる調子の良い愛車でありますが,前輪のホイールカバーが無くなってしまっていました。これは,アメリカでは路上駐車をすることが多いのですが,その路上駐車の際,家内が前輪を歩道の縁に何度と無くぶつけたためです。今日,スーパーで買い物をしていたら4本セット15ドルで,ピカピカのホイールカバーを見つけました。早速,購入,装着してみました。あまりに安いので少々心配ですが,子供も顔の映るホイールカバーに満足のようです。



再度,シアトル到着!(2004.08.04)

 こちらに滞在している制度上の問題と,ビザ更新を兼ねて日本に滞在しておりましたが,無事ビザ更新が終わったため,この日の成田空港発のノースウエスト008便でシアトルに向けて出発しました。出発が"機材不着のため"とかで,遅れましたが,何とか出発,同じ日の昼前にシアトルに到着しました。前回と異なり,入国時には指紋と顔写真を家族全員撮られました。ただ,審査官のいる窓口ですべてできるので,思っていたよりは時間がかかりませんでした。1ヶ月以上,自家用車を放置していたので,バッテリが生きているかどうか心配していましたが,幸い問題なくエンジンの始動ができました。この日は疲れてしまって,家についてぐっすり寝てしまったのですが,代わりに夜に目がさえてしまって困りました。時差解消はすぐにはうまくいかないようです。
 (写真は,昨年と比べ更に質が落ちたように思える機内食)





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